目次
手術の記録
これは“きりぎりす“が
左肘関節脱臼骨折/左橈骨遠位端骨折手術
をした記録です。(音声入力で作成しています)
入院の日
4月14日、日曜日
入院手続きのあと、病室などを案内してもらい、その後昼食をとりました。
前日お風呂に入ってきたと申告したのですが、シャワーするように指示されました。
ケガをしている左手は、包帯を外して拭き取りをします。
この日大便が出なければ、浣腸しなければならないと言われました。運良く無事にお通じありww
爪切りをするのですが、右手以外は自分で出来たので右手だけを切ってもらいました。
手術の当日
4月15日、月曜日
朝6時を過ぎると、看護士さんが上半身を拭き取ります。
7時15分 点滴開始 もちろん絶食
紙パンツに履き替えます。
10時 手術予定は10時15分からだったのですが、予定より少し早く呼び出しがかかりました。
その日担当の看護士さんが手術室までついて行ってくれます。
麻酔科医は女性です。その他迎えてくれたスタッフも全員女性です。この病院は、かなり女性が多いと思います。
頭にはシャワーキャップのようなものを被り、手術台に横になります。
「では麻酔に入りますよ」
担当医の顔も見ませんが、もう眠らされてしまうようです。
覚悟を決める瞬間!
「よろしくお願いします」
手術終了
激しい喉の痛みで目が覚めました。
無事生還しました!!
「喉が痛い」
手術室について来てくれた看護士さんが、
「喉の痛みは、人によっては2日ぐらい続くようです」
と教えてくれました、とにかく喉が焼け付くほどに痛かったです。麻酔のためにチューブが入っていたのだということがわかりました。
運ばれていく途中で壁の時計を見ると、予定の3時間半より1時間ほど早く終わっていました。
手術内容について レントゲン写真
左肘関節脱臼骨折/左橈骨遠位端骨折
- 肘
思ったよりひどく、アンカーで靭帯などを縫ったのだそう - 手首
ピンだかビスだか、そういうものでプレートに留めたのだそう
- 肘
この金属については、後日取り出すことはしないとのこと。
入れっぱなし。”きりぎりす”は、サイボーグになってしまいました。
手術終了後、激痛との闘い
病室に入り酸素の吸入、心電図、血圧など手術後の看護をしてもらいます。5分、15分、30分と看護師さんはしょっちゅう来てくれます。
昔、子供のころ、盲腸の手術をしたときには、麻酔の影響かひたすら眠りこけていたように思いますが、今回は全く眠気がなくすべてを意識しています。
自分の左手を触ってみようと思いましたが、どこにあるかわかりませんでした。
「手がどこにあるかわからない」
看護師さんに触らせてもらうと、全く感覚がないのでぷよぷよとした作り物のようでした。でも、ちゃんと暖かかったので、手術が成功したのだとうれしく思いました。
やがて親指の内側から麻酔が覚めてくると同時に、痛みも始まります。
夕食は1時間ずらしてもらいましたが、食べようとすると吐き気がしたので、ほんのふた口ぐらいしか食べられませんでした。
鎮痛剤を飲み、再び激しくなった痛みには筋肉注射をしてもらいました。
注射してもらうと、回転性めまいが出て気分はどん底でした。
あ〜 どうなってるの・・・
同室の人には申し訳ありませんが、あまりの痛さに声を出し続けていました。
そして朝を迎えたときには、痛みも薄れ、ご飯も食べられるようになりました。辛かった1日はようやく終わったのです。