目次
2020年初講
お話
大阪市谷町にある願生寺(浄土宗)、1月13日初講の行事に行ってきました。
いつも興味深いお話があるので、メモしています。
閏年とは
今年2020年は閏年です。
閏年とは太陽の運行と暦のズレを調整する年なのですが、
4年に1度来るもの
と思っていませんか?
”きりぎりす”は、4年に1度は必ずあると思っていました。
ところが、閏年にならない年もあるのです。
閏年の定義
400で割り切れず、100で割り切れる年 そんな年は 平年
つまり、2100年は400で割り切れませんが、100で割り切れます
なので、平年なのです。
よくオリンピックは閏年と言いますが、2100年にオリンピックはあるのでしょうか。
そりゃあるでしょうけど、オリンピックイヤーとは言えませんよね。
子年 ねずみどし
ねずみは、寝ず身
寝ないで、コツコツ働く。そして子だくさん
うーん、確かに知り合いの子年の人たちはよく動きますね。
うちの母もそうでした。
画家 小倉遊亀
のどかなり 願いなき身の 初詣
もう、願うこともないという悟りの境地
彼女は、105歳まで生きたそうです。(1895−2000)
調べてみたところ、ゆきという名前は本名で、亀は万年 と言われるように長生きされたのですね。
41歳で、教職を離れて画家に専念されたということなので、当時としては遅いデビュー
それでも、見事に目的を達成されています。
寿命はどんどん伸びていますが、健康寿命(健康でいる)は、70代
それ以降は、あちこちに不都合が生じるということでしょうか。生きてる限りは健康でいたいものです。
2019年の除夜の鐘
除夜の鐘、昼間に撞いても除夜の鐘
除夜の鐘というのは、日本の伝統的な行事であり、それをどうのこうのという考えはなかったように思いますが、最近ではうるさいという苦情が多くなっているのだそうです。
「昨年の除夜の鐘は、107回だったそうで」
え!知らなかったな
なぜ?
と、少々驚きましたが
「もう1回は、ゴーンと海外へ行ってしまったそうで」
・・・
なるほど
カルロスゴーンさん、年末に海外へ行ってしまいましたね。
この話は、お笑いの方が言ってたそうです。誰だったのか聞き逃してしまいましたが。
真剣に107回だったのかと考えましたが、そういうことだったのでした。
わらうという漢字
笑うという漢字は、これ以外にもかなりあるようです。
そのいくつかを見せてもらいましたが、
嗤う
咲う
変換するものだとたったこれだけ
ラグビーの稲垣選手が、表情を変えずに笑う(わらってるんですよね?)
そういうのを表すわらうという漢字もあるのですが、調べてもその漢字を見つけることができません。
言葉にしてみると
ゆみへん(弓)にあくび(欠)という漢字です。
象形文字のわらうという字
これは、巫女さんが舞って神を笑わすところを表しているのだそうです。
食事会と福引
初講は、いつもご馳走をいただきます。
お酒も少々いただきました。
そして、福引ではねずみの匂い袋が
見事当選!
この福引、あまり当たる人がいないのですが、結構当たります。
ありがたいことです♪
小さいものではなく、箱の高さ13センチほどです。
同じテーブルで食事をした方とお話をして、知り合いにしてもらいました。
”きりぎりす”の名字も珍しいのですが、その方の名字
初めて聞きました。
願生寺の中に入ったところには、布袋さんがおられます。
福をいただけるよう、触らせてもらいました。
福 福 福