軍艦島の迫力!行っておきたい世界文化遺産

軍艦島

軍艦島上陸・周遊プラン

2018年9月9日(日)、わたしたち8名が選んだのは、『軍艦島コンシェルジュ』というところのプランで、出発までにデジタルミュージアムでの事前勉強がセットになったプランです。
予約については友人任せなのですが、半年ぐらい前からしていたと思います。

出発前のトラブル、25年ぶりの大型台風

軍艦島は船のツアーなので、当日の天候・風などの影響を受けるため、上陸そのものが確定されません。
ましてや、9月という日程なので台風が来ないかということが悩みのタネでした。

関西空港が台風の被害を受ける

運良く?25年ぶりと言われた大型台風は9月4日に関西を通過して行きました。普通ならば8日の長崎行きが発着するころには何の問題もなく「ラッキー!」で終わるはずだったのです。

しかし、あまりにも多くの被害を出した台風は関西空港にも大きなダメージを与えたため、全国各地から集まるわたしたちメンバーの足を奪うことになりました。

前日の欠航(飛行機)連絡

ほとんどのメンバーは、ビーチ航空を予約していました。

仙台 ー 大阪 (欠航)
羽田 ー 大阪 (欠航)

この連絡が出発の前日だったため、大阪 ー 長崎に乗り継ぎできなくなったメンバーは、チケットを取り直さなくてはなりません。変更によって、新幹線からの乗り継ぎなどは、当初の予算をはるかにオーバーです。

そして、関空からの出発組は機材トラブルが発生、2時間待った末に搭乗した便を降りて、別の機材に乗り換え。

そんなこんなを克服し、ようやく長崎で全員が集合することができました。

軍艦島(端島)へ出発

軍艦島の正式名称は、端島
長崎から約18キロの沖にあり、高層アパートが並んだ外観が軍艦『土佐』に似ているので、軍艦島と呼ばれています。

夜になって明かりが灯った軍艦島の写真は、まさに現代の大型客船のようにも見えます。

乗船(軍艦島コンシェルジュ)

ミュージアムでお勉強をすると、していない人たちよりも先に乗船して席を確保できます。
天候が悪いときを除いて、2階のデッキが写真撮影には最適ですね。

船内でのガイド

船内では、ミュージアムとは違ったガイドをしてもらえます。実際に軍艦島に住んでおられた方なので当時の様子も具体的に伝えてもらえます。

軍艦島コンシェルジュ

軍艦島の仕事は実に過酷だったということですが、その生活ぶりは電化製品が本土よりも普及していたり、収入が良かったので、ある面ではとても充実していたそうです。

軍艦島上陸

時折、小雨がパラつくので合羽を来ている人もいましたが、波は凪。上陸は可能です。

注意
軍艦島では傘を使用できません

見学者が通るのは、見学のために作られた場所であって軍艦島を歩くわけではありません。その見学コースの3カ所で同じように丁寧に説明してもらいます。

軍艦島見学

軍艦島ガイド
日本の最先端の技術を結集して作られた軍艦島の生活、その最盛期から50年で島は無人となってしまいました。

人間の生活というのは、50年すれば全く違うものになる可能性があるのです。ほとんどの物は別のものに作り変えられてしまうので意識の中に残りにくいのですが、それがそのままの姿で残り続けているのは、歴史の重みを感じさせられます。

軍艦島アパート

軍艦島見学のすすめ

軍艦島は、今も昔も雨、風、波に大きく影響を受けるところです。その姿は時間とともに刻々と変わりつつあります。

貴重な世界文化遺産がなくなってしまう前に、ぜひとも、自分の目で歴史を見つめてください。

軍艦島学校

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