目次
ハリネズミのお世話
このカテゴリーで書いているのは、『うちのペット可愛いですよ』ということではなく、お世話がいかに大変かということ、参考にしてもらいたいことです。
ハリネズミのお世話は簡単ではないと、ここで説明しましたが、その中の回し車(ホイール)について、苦労したことをまとめました。
お食事前の方は、終わってから読むことをおすすめします。糞のお話ですからね。
回し車(ホイール)の選択
- プラスチック
- 金属
まず、2種類のどちらにしようかと悩むと思います。
ずっと使用するなら金属製なのですが、体が小さいときには金属の網目に手足が引っかかると言われています。実際、どのぐらい引っかかる子がいるのでしょうか?
大事な子に怪我をさせたくないと考えて、プラスチック製にしました。逆にこれは300gぐらいまでという制限があるので、大きくなったら金属製に買い換えなくてはなりません。
プラスチック製回し車(ホイール)
わが家のしぇりお嬢さんは、この車がずいぶん気に入ったようで、暗くなるのを待ち構えているかのように出てきて回していました。
最近の車はサイレント設計なので、車自体の音はほとんどありません。
せっせと健気に、なんのご褒美もないのに回し続けました。
ハリネズミの体力はかなりのものです。おそらく一晩中回していたのではないかと思われます。
翌朝の酷い風景
とっても可愛いハリネズミの運動なのですが、朝になって突きつけらえる現実は、呆然とするほど恐ろしいものです。
回し車の内側には、まるでピーナツバターか味噌を塗りたくったように、
べーーーーーったりとウンコが付いています。
これは、簡単に取れません。自分でウンコをせっせと踏み固めてあるのですから、そりゃまあ、そういうことになります。
ハリネズミというのは、走っているとウンコがポロリポロリと出てくるらしく、運動して
快調、快便ということなのでしょう。
当然のことながら、辺りは臭いが漂っています。
回し車の掃除
”きりぎりす”は、朝起きてこの回し車をゲージから外し、大きなタライに裏向きに付けて出社していました。裏向きでないと、真ん中にネジの部分があって、そこに水が入ったらサイレント機能がダメになるかもしれないと考えたからです。
そして、帰ってきてから洗い、寝るまでにゲージにセットします。しかし
洗うと言ってもウンコの掃除ですから、大変です。
ゴム手袋をして、スポンジで取っていきます。幸い、水に浸けていたので取り除くのはスムーズです。それでも、毎日続けていて思いました。
ウンコ対策
様々なウンコ対策のブログを読むと、ペットシーツを貼るというのがあるのですが、ペットシーツの中には高分子ポリマーという粉または小さい粒子状の物が入っていて、切ると中から出てきます。
それって有害ではなくても、吸引したり飲み込んだりするのは嫌ですよね。なのでやめました。
もうあきらめて、掃除するしかありません。
たいていのハリネズミは、4ヶ月ぐらいすると300gになります。そうするとプラスチック製を卒業します。つまり、それまでを暖かい時期に終えると回し車の掃除も楽だということです。
しぇりは、7月に300gになりました。(実は今でも300gしかないんですけど)
それで、お掃除から解放されたのですが、寒くなってからもすることを考えるとゾッとします。
金属製回し車(ホイール)
体の小さい子なので、ちゃんと回せるか心配しましたが、金属製に替えても問題なく回しています。
回し車の掃除
こちらは楽勝です。ウンコは車の下に落ちます。少々残っているものもありますが、乾いてしまえばコロンと落とすことができるのです。
プラスチック製と違って、お掃除も適当でいいかと思います。お風呂場でシャワーをかけながら車を回すと簡単に汚れが取り除けます。
最近では、こういう便利なものもあるようです。車の掃除をしたくない場合にはよいかもしれません。
回し車の遊び方
ハリネズミは、相当気ままな動物のようです。
プラスチック製のときは必死に運動し、金属製に替えても回していましたが、最近はひと月近く回していないときもあります。
もう遊ばないのなら撤去しようかと考えていると、たまに乗っていたり。
そうかと思えば、夜中から朝になっても回していて、昼まで回し続けているときがあります。もちろん明るい中です。そのときは、何かに取り憑かれたか、精神に異常をきたしたかと思うぐらいにゲージの中を走り回って、車を回しているのです。
いちいち気にしていたら、きりがないことがわかってきました。細かく神経を使う必要はなさそうです。
食べ物についての悩みは、こちら