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女性に多い膀胱炎
膀胱炎は圧倒的に女性が多いと言われています。
そして、中高年に多いという話もあるのですが、これについてはやや疑問?を感じています。なぜなら、”きりぎりす”が初めて膀胱炎になったのは、中学3年生のときのことだからです。
初めての膀胱炎
今までに、3回ぐらい膀胱炎になったと思うのですが、中学3年生のときの膀胱炎はその中でも最大・最悪級のものでした。
中学3年の3学期
それは高校受験を控えた、寒い冬のことでした。
雪深い鳥取県にいた”きりぎりす”は、何やら下腹部に異常を感じ、親に相談しました。親が連れて行ったのは
産婦人科 です。
”きりぎりす”の親というのは、かなりいいかげんです。人のことなど適当にすればいいと思っていたに違いありません。
第一、その前の盲腸になったときにも、
「何か気持ちが悪い」という”きりぎりす”に対し
「ちょっと休んでいればいいだろう」と言い放ち
”きりぎりす”は、仕方なく洗面所で転がっていました。
こんな親ですから、産婦人科に連れて行かれても
と、傍観していただけのことです。
産婦人科の診察
診察の結果、婦人科系には異常がなさそうなので、膀胱炎ではないかということになり、薬をもらいました。
たぶん、そのときには大した痛みもなかったような気がします。
ところが
その後、尿の色が尋常ではなくなり、トイレに行くたびに
「ひぃーーーーーーーっっ」
と、叫ばずにはいられない、まともな生活はできなくなりました。
おそらく、学校もしばらく休んだと思います。
それでも産婦人科の先生が、ちゃんと薬をくれたことや、その後も薬を強いものに変えてくれたりとしっかり処置してくれたことで、苦しみが短くなったことは確かです。
そのとき、膀胱炎の治療は産婦人科でもしてくれるのだということを、中学生の”きりぎりす”は学んだのでした。
大学在学中の2回目
次が大学生ですから、やっぱり中高年ではないですよね?
年齢は関係ないと思います。
休日の診察
ある日の、土曜日だか日曜日
”きりぎりす”は、小学生の弟と2人で家にいました。そのとき、以前感じたことのある違和感に、
これは、あのときの膀胱炎!
だと直感しました。しかし、土日ということもあり、近所には行くべき泌尿科がありません。そこで、”きりぎりす”は、思いつきました。
産婦人科!!
産婦人科へ行く怪しい2人
何しろ、ひどい膀胱炎を経験しているので、一刻も早く病院へ行きたかったのです。
”きりぎりす”と弟は11歳、年の差があります。19歳だったとしたら、8歳
弟を家に置いたままにしておけず、いっしょに産婦人科へ行きました。
20歳ぐらいの女と小学生が産婦人科に行く
これは、周りの人にはどんな風に見えたでしょうか?
そして、弟はこのときのことをどんなふうに思っていたのでしょうか?
一度も聞いたことがありません。
産婦人科に行ったということさえ認識していなかったのかもしれません。
診察室には1人で入り、弟は待合室に待たせておきました。
膀胱炎は産婦人科
そこでも、何の不思議もなく、膀胱炎の治療をしてくれました。
世の中には、この事実を知らずに休診で病院に行くのを我慢している人がいるかもしれません。もしも、泌尿器系の異常で、急いで診察をしてほしいときがあれば、
産婦人科の戸を叩いてみてください