目次
新型コロナのワクチン未接種
ワクチンを受けなかった理由
“きりぎりす“は、新型コロナのワクチンを1回も受けていません。
なぜって
それは、むか〜し、昔のことですが
小学生の時に、インフルエンザの予防接種を受けて、死にかけたことがあるからです。
その当時は、インフルエンザの予防接種を受けて亡くなってしまう子供が多数いたのです。
そして、”きりぎりす”も予防接種を受けたその晩、完全に意識がなくなり
便を垂れ流しにするという状況に陥ったとのこと。
その様子については、母から聞いただけで全然覚えてはいませんが、
母は言いました。
「今後、インフルエンザの予防接種を受けてはいけないよ」
そして、その言いつけを守ってきたのです。
幸いにも、インフルエンザにかかったことは一度もありません。
新型コロナのワクチンが登場し、受けるかどうかを考えたとき
母の遺言のようなひと言が大きく響いていました。
インフルエンザと新型コロナは違いますが、
もし、ワクチンを接種して異常が起きたとき
「あれほど言ったのに」
と言われそうで、無視することはできなかったのです。
そして、ワクチンを接種しないまま約3年が過ぎました。
新型コロナは、まもなく
季節性インフルエンザと同じ扱いとなります。
もう、こわくない
そんな時期になって、ついに新型コロナに感染してしまいました。
新型コロナ体験7日間
”きりぎりす”は、3月31日で役所を退職したので、4月からは年金生活者となっています。
仕事に出かけてはいません。
体験2日前
4月2日(日曜日)は、役所の開庁日だったので、社会保険から国民健康保険への加入手続きに行ってきました。
もちろん、資格喪失証明書は、まだ受け取っていません。
ですが、資格喪失証明書を受け取る前に、国民健康保険の加入届を出してしまうという裏技です。
こちらで、説明しています。
体験前日
アレルギーの症状が強く、健康保険がないものの
実費でもいいから行ってみよう
ということで、耳鼻咽喉科を受診しました。
先月と同じく、咳止めなどの薬を出してもらいました。
夕方になって、寒気がひどくなってきたと感じ、検温したら
38度
もともと、36度にも達しない体温の”きりぎりす”が38度って
たいへんじゃー
ということで、ご近所の内科に電話してみると
「◯◯病院なら、発熱外来があるから行ってみてください」
と言われました。
時間的には、17時30ごろ
すぐに自転車に乗り、発熱外来へ
入口での検温は、35、8度
あれ?
コロナの検査をして、帰宅しました。
実費なので、11,209円
高いなー
その日のうちに結果がわかるかと思っていたのですが、結果の連絡はありませんでした。
この時点では、コロナに感染の可能性はないだろうと考えていました。
アレルギーが強くて、発熱しているのだろうと。
帰宅してからはやはり38度あるので、市販の鎮痛剤・解熱剤を服用
体験1日目
翌朝9時すぎ
病院からのショートメールが届きました
あー!
陽性 じゃーん
ついに、コロナに罹ってしまった
とっほほほ〜
この日、熱は38度越えしているものの、38、5まではいかず
食欲なしで、寝たり起きたり
かなりつらくて、この状態が何日続くのかと心配でした。
ぐったり〜
保健所から電話があり、説明などお話がありました。
(以降、療養明けまで毎日保健所から電話があります)
15時過ぎに薬がほしいと思って病院に電話したのですが、時間の関係でその日は無理。
翌日かけ直すように言われました。
すでにコロナを経験している人たちが、カロナールを飲んでいたというので
探してみると、歯医者でもらったカロナールがありました。
カロナール服用
病院でもらったリーフレットは、こちら
”きりぎりす”は65歳以上なので、連絡に従って行動ということになります。
自宅での療養
連絡先などが記載されています
体験2日目
朝、病院に電話すると
熱が下がっているのなら、咳止めだけで
ということで、近所の薬局に咳止めを出してもらうこととなり
自宅まで持ってきてもらいました。
電話だけで、病院からの処方箋が薬局に行き
薬局から薬が届くというのは、とっても便利ですよね
助かります
コロナという診断結果が出たので、これ以降は
すべて無料
5類のインフルエンザと同じになったら、費用は自己負担ということになるのでしょうね
不幸中の幸いか?
体験3日目
熱はないものの、ましになっていた咳が、陽性になったとともに激しくなり
横になるときだけでなく、常に咳き込むようになりました。
病院に電話すると、診察に来るようにとのこと。
翌日の14;30で予約を入れてもらいました。
コロナとはいえ、病院ではもう風邪扱い
という印象を受けます。
フィンランドの友達にコロナにかかったことを伝えても
「今や、ヘルシンキにはコロナなんてものはない」
と言われました。まだ特別な病気として扱ってくれる日本でよかったのか?
保健所からオキシメーターが届いたので、計測を始めました。
体験4日目
かなりの土砂降りでしたが、診察に行ってきました。
CT検査もしてもらいました。
CTを無料でしてもらえるとは、得した気分です。
というわけで、このときの料金は無料です。
検査の結果は、コロナで肺や気管支に異常があるという訳ではなかったのですが
ちょっとした異常があるというわけで、後日、コロナの療養が明けてから病院へ説明を聞きに行くことになりました。
ちょっと心配です。
3年前にも腕の手術で入院したとき、
コロナ感染してないかCT検査しましょう
ということになり、
その結果、少々の異常が見つかっています。
今回も、そのことかな??
体験5日目
もう、療養明けが近づいています。
でも、食欲は相変わらずパッとしません。
食べられそうかなと思うのに、食べ始めると吐き気がしてきます。
2日間の発熱で、減ったのは3キロ
その後、1キロは戻したものの、1日1食ほどしか食べられてないのでマイナス2キロのままです。
水分補給をしなくてはならないので、ネットでスポーツドリンクを購入
せっせと飲んでいます。
体験6日目
コロナになると、味覚がわからなくなる
という話は、初期のころからありましたよね。
で、”きりぎりす”はどうかと言えば
味が濃い
甘いものも、しょっぱいものも
やたら、濃い感じです。
塩味は、しょっぱいを超えて、なにやら苦味まで感じるほど
自分で今まで通り味付けしたものは、やたら
マズイ
食べたいものがあるかな?
っと、近所のスーパーに行ってきました。
ひと言も喋らず、十分気はつけています。
お寿司を食べたいと思ったので、買ってきました。
味付けがうすいので、おいしく食べられました。
体験7日目
いよいよ、療養期間が明けることとなります。
毎日電話してくれた保健所の担当の方にも、
ブツブツといやな感じで話したりしました(ごめんなさい)
面倒な患者だったかと思うけれど、これで終了です。
ひとり暮らしは、病気が一番困ります。
そんなとき、こうして毎日、確認のために電話してくれたのはありがたいことでした。
コロナに感染して気づいたこと
- 味覚、味は濃く感じるようになった
- アレルギーの咳が悪化した
- 左腕(ケガをした腕)の動きが悪くなった
3は、発熱してすぐに感じ始めたのですが、腕が重く、硬くなったようで
よくみると、紫色に変色していました。
寒いときに、血液の循環が悪いと足などが変色する感じですね。
コロナに限らないことかもしれませんが
要するに、今まで調子が悪かったところが、その症状を出してくる
というところがあるのかもしれません。
新型コロナ保険金請求
保険金請求については、保険会社から書類が届きました。
もらえる人は、忘れないようにしましょうね。
請求に必要な書類は
- 保険金請求書兼医療照会同意書
- 感染症専用状況報告書
- 感染の事実がわかる書類
1、2は同封されてる書類を記載するだけです。
3は、MY-HER-SYS療養証明書の画面を印刷することになります。
MY-HER-SYSへの入り方は、保健所から届くショートメールに記載されています。
この画像を印刷して同封しました。
”きりぎりす”は、1日入院が 3,000円
10日間もらえるので 30,000円
以前にも請求したことのある保険会社なので、すぐに振り込んでもらえました。
年金生活者にはちょっとしたラッキー ですねw