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エンジョイエコカード1日乗車券
1日乗車券のお得
1日乗車券というのは、前もってカード(チケット)を買っておくと、
1日中乗り放題
というお得なものです。
「それは知っているけれども、金額は1,000円ぐらい」
「それほど乗らないし」
と思っていませんか?
”きりぎりす”も同じように、
「観光客ならともかく、1日乗車券を買うような必要はない」
と考えていました。ところが、ある日
「もう使わないので、使ってください」
と、大阪メトロの切符売り場で、エンジョイエコカードを譲ってくれた人がいたのです。
給与収入のない”きりぎりす”
PiTaPa カードの割引
PiTaPa の割引については、
- 利用回数割引
- 登録型割引
- 定期サービス
- フリースタイル(シニア)
という割引がありますが、それぞれを調べると
利用回数割引
同一運賃区間11回目から割引なので、ひと月にそれだけ乗るかということが疑問?です。
例えば、全部同じ運賃区間だったとしても1週間に1往復しなければ割引に達しません。
2(1往復)x5(5週あるとして)=10回
そして、10回までは割引なしで支払わなければならないということになります。
登録型割引
登録外の区間については、
9%割引
ということなので、10%も割引はもらえません。
フリースタイル(シニア)事前登録要
65歳以上で、週2−3回使う人なら
10%割引
ここまでは、退職して通勤していない人にとって10%割引をもらえる可能性はなさそうです。
フリースタイル事前登録不要
退職者だと、一般的にはこのスタイル。
特別な登録なしに
10%割引で乗れるというわけです。
1日乗車券と PiTaPa の比較
この2つを比較してみましょう。
1日乗車券には、土日祝用600円と平日用800円があります。
土日祝の方が安いというのは、意外かもしれません。
PiTaPa では、最大で10%割引になるということなので
800 x 1.1 = 880
600 x 1.1 = 660
1日乗車券で、それぞれをこの金額以上乗ると、PiTaPa よりも得になります。
大阪メトロの料金は、
- 1区間 180円
- 2区間 230円
- 3区間 280円
つまり、880円以上になるのは
1区間なら5回で900円なので、PiTaPa よりも得ということになります。
それぞれ、600円、800円の1日乗車券で PiTaPa よりも得になる回数は次のようになります。
1日乗車券 | 600円(土日祝) | 800円(平日) |
---|---|---|
1区間 | 4回 | 5回 |
2区間 | 3回 | 4回 |
3区間 | 3回 | 4回 |
このぐらいの回数なら、簡単に乗ってしまいますよね。
600円のカードなら、3回、つまり2往復すると4回になるのでクリアです。
1日乗車券は、それぐらい得なカードだということです。
外出する予定のものを1日にまとめて、朝から夕方まで使うようにすれば、気になっていた交通費が節約できます。
これからは、どんどん利用してお得に移動することにしましょう。