目次
WordPress に改善メッセージ
サイトヘルスステータス
WordPress のダッシュボードに入ってみると、見慣れないメッセージがありました。
データベースMySQL
内容を確認してみると
なるほど、そのWordPress が使用しているロリポップ のデータベースMySQLは5.1です。
ロリポップ の契約では、データベースを複数使えるようになっているのですが、初期の頃は同じデータベースにWordPress をインストールしていました。
つまり、そのデータベースデータベースMySQL5.1バージョンのものには、2つの WordPress がインストールされています。
1つは実質運営していないようなサイトですが、もう1つは現在使用中。
致命的な問題
ということなので、ぜひとも、バージョンアップしたいと考えました。
データベースのバージョンアップ5.1から5.6(ロリポップ )
ロリポップ では、データベースのバージョンアップができないので、
新規に作ったデータベースに古いバージョンのデータベースを移し替えるという作業をしなければなりません。
しかし、データベースの作業についてロリポップ は
作成済みデータベースの操作を行うことができます。『 操作する 』 ボタンからお進みください。
なお、データベースについては基本的にサポート外とさせていただきます。詳しい知識がある方のみご利用ください。
と、いう冷たいお言葉
データベースをいじったことがないような”きりぎりす”には、
こういった難しくかつ面倒な作業をしてくれる人(会社)もありますが、一応見積もりを聞いたら
40,000円 トラブった場合はさらに追加
いやー、40,000円はきついっす
「自分でやろう!」
というわけで、命がけみたいな精神でがんばりました。
その時の手順を以下に紹介します。
ど素人がやっていることなので、これを読めば
誰にでも、データベースの変更ができるはず
WordPress バックアップ
WordPress 使っている人は、何らかの方法でバックアップをしていると思います。
データベースの変更の前にも、バックアップを取りましょう。
”きりぎりす”は、プラグイン BackWPup を使っているので、そのジョブ画面から
いますぐバックアップ をクリック
そして、そのファイルをパソコンと、外付けディスクに別々に保存しました。
なぜ2箇所なのかは、安全のためです。
ロリポップ でデータベースを操作する
ロリポップ にログインしたら、該当のデータベースを選び
右側にある
操作する をクリック ⬇️
この画面の情報は、メモや画面のコピーなどで保存してください。
パスワードも開いて確認します。
phpMyAdmin を開く をクリック ⬇️
直前の画面に書いてあった情報を入力します。
ユーザー名: (データベースのユーザー名ですよ)
その横にあった パスワード:
サーバーの選択:サーバー欄にあったものと同じものを探します。
実行 をクリック ⬇️
データベースのエクスポート
エクスポート 赤丸 をクリック
設定については、変更することなく
実行 して ファイルがダウンロードされたら
成功!です
データベースのエクスポート エラー①
いよいよデータベースのエクスポートに入ったのですが、早速エラーとなりました。
画面 ↑ のように
読み込んでいます
というメッセージが出たまま動きません。
次に進めた人は、関係ないのでここは飛ばしてください。
エラー①対策
時間がかかるものかと、しばらく待っていましたが、どうも変なので
直前の画面に戻りました
php My Admin へようこその画面です。そして再入力して エクスポートをクリックすると
スムーズに進めました。
データベース新規作成
データベース一覧 画面に戻って、
作成 をクリック ⬇️
バージョンは、5.6になっています。
作成するサーバー: 任意のものを選択
データベース名: 自分で決めます (同じものを使おうとすると、この画面のようにメッセージが出ます)
パスワード: 前と同じにしました
この内容もメモか画面のコピーで保存してください。
作成 をクリック ⬇️
データベースのインポート
エクスポートした画面に行き
インポート をクリック
エクスポートしたときのダウンロードファイルを指定し
実行 ⬇️
インポートを終了しました のメッセージが出たら
成功!です
データベースのインポート エラー②
インポートでエラー画面が出ました。(ピンクの画面)
読んでもイマイチ、理由がわかりません。
エラーの出なかった人は、次に進みましょう。
エラー②対策
もう一度戻って、インポートしてみても結果はエラー
こういう場合、同じことでもやってみると回避できたりするものです。
でも、今回は拉致が開かないようなので、
ロリポップ のデータベース移行
というマニュアルを見てみました。
これを見ると、インポートをクリックする前に、
左のメニューからデータベース名をクリックする
となっています。実際には1つしかなかったのですが、クリックしてみました。
インポートのエラーで、データベースが特定されてないのではないかという気がしていたからです。
すると、インポート実行中にちゃんとデータベース名が表示されていて
(エラーのときには表示されませんでした)
インポートは正常終了しました
とメッセージが出ました。
成功!
wp-config.php ファイルの書き換え
もう、あと一息です。
WordPress のファイルを編集します。
ロリポップ は、ログインして直接書き換えもできますが、ここではサーバ からダウンロードして編集するという面倒なパターンを選びました。
念のためです。
お好みの方法で、ファイルを編集してください。
Mac を使っているので、エディターはテキストエディット
該当の WordPressにある wp-config.php を編集します。
データベース名:新しいもの
ユーザー名: 変更なし
パスワード: 変更なし (古いものと同じにしている)
ホスト名: 新しいもの
すでに古いものが入っている状態なので、入力しやすいです。
編集が終わったら、サーバーの元の位置へ戻します。
これで終了
サイトが表示されれば成功で終了ですが、3回目のエラーとなりました。
ファイルの書き換え エラー③
サイトを見ると
データベースの接続確立エラー
となっていて、何も表示されていません。
エラーが出ない人は、終了です。
エラー③対策
これは、完全にファイル編集が原因と考えられますが、さて
どれが変なのかな?
変更したのは2箇所だけです。
なかなかわかりませんでした。
このホスト名のところ、作成したサーバーのことですが、よく見ると数字の部分だけでなく、ラストのアルファベットも変わっています。
ここに気づかず、数字だけを編集していたことが判明しました。
データベースのバージョンアップ完了
サイトは、無事に表示されています。
ようやく完了しました!
3つのエラーのために、3時間ほどかかってしまいました。
午前1時から4時
疲れました〜
これで、またデータベースを変更しなければならなくなったときも、自力でやれそうです。
これを読んだら、バージョンアップも安心です。