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高齢者の生活
耳が聞こえにくい
最近は、高齢の父(93歳)のために色々と対策グッズを買っているので、その記事が増えてきています。
先日、難聴対策のために買ったのは
それに追加したのが、
フラッシュでお知らせする玄関チャイム
これについて、結果をお知らせします。
難聴の場合に起きる問題
もちろん、一番不便になるのは会話なのですが、一人暮らしをする上での問題は
- 電気製品の音が聞こえない
- 水の音が聞こえない
- 換気扇の音が聞こえない
- 電話の受信がわからない
これによって、様々な事件が引き起こされてしまっています。
父の場合は、以前の記事にも書いてありますが、洗面所からの水漏れで、賠償金を払わされたようです。
後日、近隣の人に聞いただけなので、詳細はわかりません。
本人からは、何の連絡もありませんでした。
聞こえる人間が見ていると、冷蔵庫の音、炊飯器の音、洗濯機の音など鳴っていても無視なので、大丈夫なのかと感じますが、聞こえない父にとっては支障がなさそうです。
ただ、洗濯機が動いているかどうかを知るために耳をつけている様子は、少々かわいそうでもあります。
これらの問題は、父が個人的に困る問題なんです。
個人的なこと以外に、対人的な問題があります。
- 郵便物が受け取れない
- 宅配が受け取れない
- ヘルパーさんが来てもわからない
- デイサービスの迎えが来てもわからない
1、2は
「不在通知が入るので受け取れるでしょ?」
と思われるかもしれませんが、再配達に来ても、対面できないのですから受け取れません。
結局、差出人に帰ってしまうことになります。
3、4はサービスを受けることができなくなります。
ヘルパーさんは帰ってしまうし、デイサービスにも行けません。
「事前に電話で知らせたら?」
と思われるかもしれませんが、電話に出たとしても聞こえなくて会話ができません。
(電話はFAXとして利用できるだけです)
結局、全滅
という事態に陥ってしまいます。
現在、家の鍵を鍵ボックスに入れてあるので、ヘルパーさんやデイサービスのお迎えはドアを開けることができます。
でも、たまにチェーンを掛けているときがあります。
こうなると、アウト!です。
フラッシュ付きチャイムの有効性
リーベックス(Revex) ワイヤレス チャイム XL3010
そして、困ってしまって対策用に購入したのがこのチャイムで、ビカフラッシュという光でお知らせしてくれます。
メリット
工事不要
玄関用チャイムということで、
- 工事が必要じゃないの?
- 取り付けが面倒なのでは?
と考えますが、なんと
工事は必要ありません
取り付けは、玄関ドアなどに貼り付けるだけです。
は?
はいはい、説明いたします。
まず、チャイムを鳴らす方の部分があります。
こちらは粘着テープで貼り付けるようになっており、平面が必要です。
父の家の玄関は、左の写真のように壁が凹凸しているので、ドアに貼り付けました。
左はもともとある応答用のチャイムで、右が今回付けたチャイムです。
このように並べておくと、左のチャイムが壊れているので右を付けたと考えるらしく、ほとんどの人は右を押すようです。
始めは、粘着テープなんかですぐにはがれるのではないかと心配しましたが、結構な粘着力です。
ドアの塗装工事もありましたが、工事の方はうまく周辺を塗装されています。
もう一方の音源の部分(室内)
こちらは、柱や壁などに設置したいならば、ちょっとしたDIYが必要になりますが、父はテーブルの上に置いています。
それだと光が見えない場所ではどうなるか
そう考えますよね
音量をかなりの音量にできるので、その音量で父は反応できているようです。
音量だけでなく、音源は様々な設定が可能です。
光り方(フラッシュ)も2種類あり、光と音をどのぐらいの時間反応させるか設定します。
始めは120秒にしていましたが、それでは電池がすぐになくなってしまいました。それで15秒に変更しました。
チャイムの音、メロディーは16種類も選べます。
これを設置してから、ヘルパーさんやデイサービスのお迎えは、ちゃんと対応してくれていると言われますし、”きりぎりす”が行ってチェーンがかかっている場合も、鳴らせば気づいてくれています。
これがなければ?と考えると、ずいぶん助けられています。
簡単にチャイムを設置したいという方にも便利な商品なので、おすすめです。