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スペインは危ないところなのか?
たまに、
「スペインは危ない、気をつけないと」
という声を聞くときがありますが
”きりぎりす”の経験では、
危ないことはありません
危ないのは、その人が 旅行気分で気を抜いている ただそれだけのことでしょう
スリに会うことはあっても、ひったくられるなんてことは決してないと思います。
だいたい、日本でだって、この辺り、この時間は行かないようにしよう
そんな場所がありますよね、よくスリに会うという駅もあります。
スペインも日本と条件は変わらないのです。
ただ、置き引きがないのは、優雅な日本の産物ですけども
そんな中でたった 1つ
”きりぎりす”が失敗したことがあります。
こんなことで、お金を失くしてしまうのかとショックを受けました。
自分の行動にちょっと腹が立ちました。
そのことについて、他の人には気をつけてもらいたいと、情報を発信します。
スペイン、セビリア
セビリア(Sevilla)は、スペインを象徴するアンダルシア地方の観光で、外すことのできないところです。
場所は、ここ
”Sevilla 見ずして Maravilla 言うな”
『セビリアを見ないで、素晴らしいと言うな』
という言葉もあるぐらいなのです。
前にもどこかに書きましたが、日本人はスペインと言えばバルセロナと考えがちです。でも、スペインはアンダルシアに代表されている国だということを忘れないでいてもらいたいです。
で、ここには、たくさんの観光スポットがあるのはもちろんですが、セビリアと言えばスペインの復活祭(セマナサンタ)のお祭りが有名です。復活祭のイベントはそれぞれの地域で行われますが、セビリアのそれは
一度は見るべき
そんなお祭りです。
スペインは危ないところではありませんが、唯一セビリアは
油断できないところ
と言えるかもしれません。
復活祭(セマナサンタ)
”きりぎりす”は、マドリッドの学校で勉強しているときに、復活祭に入りました。
学校は休みなので、
と、マドリッドからセビリアへ飛びました。
たまたま、空港へ行く途中に知り合いのスペイン人弁護士に会って、
「セビリアに行くなら見るべき行列はこれだよ」
と教えてもらいました。←ラッキー♪
そうなのです。復活祭というのは、例えるなら、様々な種類のお神輿が決まった時間に決まったコースを通るので、その行列を見るというイベントです。
お神輿が通るスケジュールは、ちゃんとパンフレットがあり、中には真夜中出発というのもあるのですが、それを見るためにたくさんの人が出待ちします。
詳しくは、また別に復活祭として記事を書きたいと思います。
小さなホテルのフロントで現金を預ける
もちろん、この祭りには世界中から人が集まるので、ホテルもいっぱいになります。
通常より高額になるこの時期、”きりぎりす”は、小さな個人経営のホテルにしました。
もともと大してお金を持っているわけではありませんでしたが、出歩くことを考えてホテルのフロントに現金を預けようと考えました。
当時はペセタ
レート的には、確か円と同じぐらい
つまり、100円 は 100ペセタ
そんなふうに日本人にとっては、換算がしやすいものだったように覚えています。(間違ってたらすみません)
部屋で1000ペセタ10枚を数え、フロントへ行って奥さんに
「10,000ペセタ です」
と言って渡しました。
ここが大きな失敗だったのです。でも、まさかそんなことになるとは思ってなかったので。
彼女は、封筒を持ってくると言って、後ろにある部屋へ行きました。
そして戻ってきて、お金を数え
「9枚」
と言ったのです。その瞬間
やられた〜
”きりぎりす”の落ち度は、
- 自分でお札を1枚、2枚と並べなかったこと
- まとめて相手に渡して、別の場所に行かせたこと
しかし、こうなってからではどうしようもありません。
もう1枚追加したか、9枚だけにしたかは覚えてませんが、渡した金額が9000ペセタだったと認めて封筒に糊付けしました。
本当に残念です。
くやしーい!
セビリアはスリが多い
スペイン人に言わせても、セビリアはスリに気をつけないといけない
という都市です。うかうかしてると危ないです。
あるとき、信号待ちをしていて何気なく後ろを振り返ると、背負っていたリュックに人が異常接近していました。
目が合うと、その場を去って行きましたが、たぶん彼はリュックを狙っていたのでしょう。
今はショルダーバッグですが、昔はリュックで街を歩いたりしていました。スーツケースを持っているときは、やっぱりリュックも背負います。
- リュックには、お金を入れない
- お金を入れたら、鍵をかけておく
その点にも注意をしてください。