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バレンシアの火祭り(FALLAS)ファジャス
このブログは、退職した人にお得な情報を提供するという目的なのですが、内容的にスペイン関係も多いので、スペインのカテゴリー は人気があるようです。
そこで、今回はスペイン三大祭の
バレンシアの火祭りについて
3月19日
クライマックスはこの日ですが、2、3日前から様々なイベントが計画されていて、観光客はそれに合わせてやってきます。
実際に火祭りに行ったときのことなので、単なるガイドブック的なことではなく、体験したからこその生きた情報を参考にしていただきたいです。
※レポートしたときのブログから抜粋しているので、画像サイズ等がこのブログに合わないのは、ご了承ください。
スペインの三大祭
さて、スペインの三大祭とは、どんな祭でしょうか?
- バレンシアの火祭り
- セビリアの春祭り
- パンプローナのサンフェルミン祭(牛追い祭り)
”きりぎりす”は、残りの2つに行ったことがありません。
理由は、春祭りの踊りであるフラメンコに興味がないからです。
サンフェルミン祭は行こうと考えたことがあるのですが、スペイン人の友人が
- 汚い
- うるさい
- 高い
「何もいいことはない。ヘミングウェイがサンフェルミン祭のことを書いたために、祭りはすっかり変わってしまった💢」
と言うので、あっさりやめたのでした。
バレンシアまでのアクセス
バレンシアの位置は
地図が小さくて申し訳ありません・・・
Renfe の1等車予約のことを書いた記事は、火祭りに行ったときのことなので、同じバルセロナからのルートもあります。
マドリッドからは高速鉄道AVEが通っているので、とても便利です。
- 紺色の路線は、最高速度の国際線
- 緑はやや速度が遅いものとの混合路線
- 赤は、将来的に AVE に変更するためには改良が必要な路線
バレンシアのホテル予約
当日バレンシアの駅に着くと、街はドッタバッタの大騒ぎ
爆竹があちこちで爆発音を出しています。相当な音なので弱い方はやめたほうがいいですが、ある程度いると慣れるという感もあります。
前年の12月に予約したホテル
火祭りの舞台となる多くの広場からは離れたところにあります。
歩いて帰ってくると40分ぐらいかかりますが、大勢の人が朝まで騒ぐ状態だし、そういうことには危険性を感じない”きりぎりす”です。
まあ夜中のイベントなので、中心地がいいのはもちろんですが、相当早く予約する必要があるのと高くなっているので注意してください。
駅から乗ったタクシーは大渋滞で、ちっとも進みません。
火祭りイベント
パレードは 19:00
各広場の点火が始まるのは 22:00
クライマックスの庁舎前は 01:00 (翌日)
ということで、観光をしたあとにホテルに戻り、夜になってから出なおすことにしました。
バレンシア中心部
バレンシアには、チュロスだけでなく、様々な種類の揚げ菓子屋台が年中出ているそうです。
つまり、小腹が空いたら、いつでも食べられるということです。
それ以外にも、この時期には出店がたくさん並んでいて賑わっています。
逆に一般のお店が閉まっている可能性もあります。(飲食店除く)
花火と爆竹ショー
14:00からのイベントにも、相当な人が集まりました。
クライマックスの庁舎前に設置された大量の爆竹が一気に燃やされるのです。
空を埋め尽くす白い煙(ちょっと心配)と、ごぉーーーーーーーっという歓声は、人間のエネルギーが湧き出るようで圧巻です。
ぜひ、一度は聞いてほしいもの。
人形に点火
街のあちこちの広場にあるお人形の点火を見て、クライマックスのために場所取りしようと決意したのはいいのですが、1人なのが問題です。
なぜって、トイレに行ったら元の場所には戻れません。
飲み物は控えて、体も暖かく万全にして出かけました。
じっと同じところにいるのも退屈なので、移動していたらひどい押し合い、へし合いに巻き込まれ
翌日の新聞記事になるのじゃないか
と、下敷きになりそうな恐怖を味わいました。
結局、庁舎前広場の人形に点火されるクライマックスは、イマイチの場所になってしまったのです。
もしも行かれる方は、数人で庁舎のバルコニーが見られる位置を陣取りましょう。
そのためにも、やはりホテルはなるべく近く、奮発して便利なところを予約するのがいいですね。
気分的に盛り上がるのですが、3月はまだまだ寒い時期です。ずっと外をウロウロしていると体調を悪くしてしまうので、ちょこちょこホテルへ戻れることも安心の1つになります。