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ハリネズミの適温
大まかに暖房について説明した記事に

ヨツユビハリネズミの適温については、22度から28度と書いています。
日本の冬は、当然ながらこの気温を下回ります。
わが家のハリネズミお嬢様”しぇり”は、冬の暖房を3回と少し経験することになります。
3回と少しと言うのは、やってきたのが春のまだ早いころ。ペットショップのお姉さんに
「夜は暖房を入れてあげてくださいね」
と言われていたから、その冬は少しだけ使用したのです。
暖房はどれを使う
ペット用保温電球とうさ暖
ペットショップで餌や必要なものを用意してもらったとき、暖房用に選ばれていたものは
ペット用保温電球40W でした
まあ、それはほんの数回しか使用しないうちに、春本番がやってきて
そして、夏の後に初めての本格的冬がやってきました。
ネットをググって見たり、ペットショップを見て
うさ暖
これは、使えそうだと思いました。
消費電力が、とても少なく経済的なのです。そして、1歳の冬、2歳の冬は、この2種類を使用しました。
つまり、20度を下回りそうになったらうさ暖を使用し、18度ぐらいからは保温電球も使用していたのです。
うさ暖を消して、保温電球だけにしたらよいのでは?
と考えるかもしれません。
しかし、保温電球は、いわゆる天井からぶら下げている電球なので、ハリネズミのいる床の温度がどうなっているかがわからないのです。
ハリネズミのゲージには、温度計を付けてあります。
でも、床より少し上の位置にあるため、一番下は暖かくないように思えて、両方を使っていました。実際、部屋の気温とゲージの中の温度計でも1度は差があります。
ペットショップでは、保温電球を斜め状態にして、かなり下の位置になるようぶら下げていました。
”きりぎりす”の家でもできないことはないのですが、
- 万一、落ちて下敷きなったら
- 保温電球は熱いから火傷したら
と心配になって、結局は天井から斜めにしています。
ゲージを膝掛けで覆う
暖房を使用する季節になると、ハリネズミのゲージの周りを布でしっかり覆っています。
具体的には、膝掛けなんですが。
冷気が入らないように、そして中の暖かさが出ていかないように。
覆うのは側面、上は保温電球で焦げたりしたら困るので、3分の1ぐらいは開けています。そして、そこから温度計も確認します。
3回目の冬
そもそも、保温電球は電気代が高くつく
と言われています。
確かに、クーラーを使用している夏と同じぐらいの電気代になっていました。
そこで
今年、3回目の冬を迎えて考えたのは
うさ暖でどこまでやれるのだろうか?
ということです。
北海道のように家の中が暖かいところでは、おそらく うさ暖 のみで大丈夫でしょう。
わが家は、そんなに暖かくありません。
ミニチュアシュナウザーが老犬なことと、少々腎臓機能が悪いので、以前よりは暖かくしています。でも、部屋自体はあまり暖かくない方です。
もし、ハリネズミのゲージを床でなくて、高い位置におけるなら、それもよい方法に違いありません。
20度でうさ暖房、弱
うさ暖には、2面あって強・弱を選べます。
20度を切るあたりから、弱を使用しました。
18度でうさ暖房、強
この気温は、人間でも暖房が必要と感じる寒さです。
床はさらに1度ぐらい低い。うさ暖を強の面にしました。
写真は、うさ暖にフリースを1枚巻いています。(左上、オレンジ色のものが保温電球)
直接この面に乗っていると、まあまあな暑さになるのではないかと。
これまでは、この上にフリース素材のトンネル状の家を置いていました(タイトルのある画像)。でも、それだとうさ暖の暖かさが伝わらないのではないかと、今年はやめたのです。
うさ暖は、ハリネズミの家の下だけなので、ゲージ内の他の場所は暖かくありません。
この状態で、寒さが支障となるなら食べる量が減ったり、ホイールで遊ばなくなるはずですが、それは大丈夫でした。
15度ぐらいからは寒さが影響するのではないかと考えているので、下回りそうなときは保温電球を点灯させています。
温度計の高さが床面からは少々離れているので、だいたいのところしかわかりませんが、20度ぐらいには保たれているようです。
かわいいハリネズミの暖房、でも家計を圧迫するような暖房費になるようでは残念です。
人のやり方をお手本にするだけでなく、実際に確認しながら自分の家の暖房方法を見つけるのがよさそうです。