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カトリック玉造教会
カトリック玉造教会は、大阪大司教区の大聖堂です。
大阪大司教区というのは、大阪、兵庫、和歌山を管轄していて、そこで一番大きな教会が大聖堂となります。
例えば、英語やスペイン語でも教会と大聖堂で別の単語となっているのと同じです。
- church ー cathedral
- iglesia ー catedral
”きりぎりす”は、最寄りの教会ではないのですが、なんとなく転出の届けを出さないまま通っています。
2018年12月24日
クリスマスミサのこの日、今年はちょっと遅く到着したので、大聖堂ではなくて小聖堂に入ることとなりました。(がっかり↓ )
小聖堂だと、部分的にしかミサを見ることができないのです。
クリスマスミサは、昔に比べるとどんどん簡単になってきています。昔は、キャンドルを灯したり、終了してからもみんなで近辺の通りを歩いたりしました。
たまには、警察官に止められて
「何をしてるんですか」
と、質問されたりしたものです。
今年は、日本以外の方がかなり多かったです。
小聖堂で、日本人に話しかけようと思ったら、なかなか見つからないぐらいでした。
クリスマスの飾り付け
日本では、当たり前のようにクリスマスツリーを飾っていますが、カトリックの国では『ベレン』と呼ばれる『キリストの生誕を表しているお人形』を飾ります。
日本人の会話で、「うちはキリスト教じゃないから、クリスマスツリーがどうとか、ケーキがどうとか」、いうのがありますが、実際にキリストが生まれたところにはモミの木や雪がありませんし、ケーキも食べません。
サンタクロースとキリストの生誕がごっちゃになっているようですね。
最近ではスペインにもクリスマスツリーが定着してきましたが、”きりぎりす”が滞在していたころには、あまり見なかった気がします。
2018年玉造教会でのベレンはこんなふう、これは12月24日より以前の写真です。
クリスマスイブ
そして、お生まれになった後は、
なんという大きな赤ちゃん
と、誇張された赤ちゃんにつっこみを入れたくなりますが、こちらの教会はこうなっています。
教会に入らなくても通りから見られるベレン(タイトル画像)もありますよ。暗いところでライトに照らされているのは雰囲気があります。
そして、これはクリスタ長堀で見つけたもの
初めて見ましたが、りっぱです。3人の博士もちゃんといます。
クリスマスプレゼント
ベレンを飾るカトリックの国では、サンタが持ってくるクリスマスプレゼントはありません。
代わりにベレンの中に登場している3人の博士が、プレゼントをくれます。
1月6日のイベント、ヨーロッパでは結構な賑わいで盛り上がる祝日なのですが、日本では全く行われていません。子供達はこの日を楽しみにしています。
今年は小聖堂だったので、よい写真を見せることができなかったのが残念です。