スペイン修道院のおもてなし、見知らぬ日本人に宿を提供

クラレチアン宣教修道女会

修道院との関わり

もう30年以上前のことですが、スペイングラナダにある女子修道院に宿泊させてもらったことがあります。
それは、大阪にもある修道女会の建物です。

”きりぎりす”とカトリックとの関わりは幼稚園のときからですが

聖園幼稚園(高知) カトリックの始まりは幼稚園、初めての決断

その後は洗礼を受けることもなく、大学を卒業し就職しました。
当時住んでいた高槻市には、女子修道院があるということをスペイン大使館から聞いたことがあり、教会の隣にあったことから、その修道院に行くようになりました。

汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会

1855年に新修道会を設立したこの会は、1955年に日本での活動を始めました。
”きりぎりす”が生まれる2年前のことです。

修道会創立百周年を機に3名の宣教女たちがスペインから派遣されて来た。

1957年、高槻市で幼稚園事業を始め(生まれた年、やっぱり結びつきがあるのですね)

1967年、千葉県市原市

1968年、岡山県倉敷市

と修道会は歩んできました。

そして、スペイン語も教えてもらうようになったあるとき、”きりぎりす”はスペインに行く予定を立てました。(初めてのスペインではありません)
それが何年のことだったかも、何の目的だったかも、今では思い出すことができないのですが、スペイングラナダにある、修道院も訪問することにしました。

クラレチアン宣教修道女会、グラナダ

豪邸を利用した修道院

グラナダの修道院は、中心地から結構離れた住宅地にあります。
タクシーで行ったとは思えないので、なんとか聞きまくり作戦でバスに乗ったのでしょう。30数年前のその当時から、最寄りのバス停にはカルフール(carrefour)がありました。
そうです、世界的なチェーンのスーパー、日本では完全撤退しましたけどね。これが大きな目印です。

そこからすぐの高級住宅街、そこに修道院の建物があるのです。
かつてはお金持ちがグラナダの別邸として利用していたそうなのですが、

プール付き、テニスコートあり、様々な果実の樹木が育っている

それだけでも、そんじょそこらの家ではないとわかりますが、高級住宅地であることを実感したできごとがありました。

不審人物への職務質問

それは、2回目に訪問したときのことです。

”きりぎりす”が門のチャイムを鳴らしていると、自転車に乗ったお兄さんがやってきました。確か警棒を身につけていたと思います。

「何してるの?」

怪しい日本人を見つけた!という感じでしょう。

「修道院に来たの」

と言っているところにシスターが現れて、この子は怪しい人じゃないよと言ってくれたからよかったものの、この”地域警備人”のお兄さんに連れて行かれたかもしれなかったのです。こんなふうに、その住宅街はパトロールがあるような場所にあります。
グラナダのシスターたち
<昔の写真を撮影したものです>

突然やって来た日本人

話は逸れてしまいましたが、初めて訪問したとき、”きりぎりす”の訪問について、高槻のシスターから連絡されていると考えていたのですが、そうではありませんでした。

「一晩泊めてもらえますか?」

と言った見知らぬ日本人

その、わけわからない日本人をシスターたちは歓迎してくれました。

なんか、あれですよね

お金がないので、一泊宿をお願いします

そんな感じですよね、シスターたちはどう思ったかわからないのですが、まあ

当たらずとも遠からず

でしょうww

そんなわけで、テニスコートの端にある学校の部室的なところに宿泊させてもらいました。ベッドもありシャワー設備もありました。

それからも何度か訪問している修道院、今はもうテニスコートはなく、豪邸の雰囲気は消えつつあります。

それにしても、突然訪問した日本人を宿泊させてくれるって、あるんでしょうか?
どう考えても、ほとんどないように思います。

”きりぎりす”は、クラレチアン宣教修道女会の皆様 Maria Inmaculada Misioneras Claretianas の親切を忘れません。本当にありがとうございました。

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