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酒井神父の説教
先日、酒井神父から聞いた興味深いお話からです。
酒井神父は、大阪大司教区の補佐司教です。
あまり教会に行かない”きりぎりす”は、たまーにお目にかかることができます。
主の昇天
この日のミサは、『主の昇天』ということで、トップ画像の絵
『聖書と典礼』
オーストリア クロスターノイブルク参事会聖堂を見てもらうと
イエスの昇天をマリア様と弟子たちが見上げているシーンになっています。
でも、こちらの画像の方が印象的だと思いませんか?
カトリック聖ヴィアトール北白川教会『キリストの昇天』ゲルマン国立博物館(ニュルンベルク)
今年の『聖書と典礼』こちらの絵になっていたと思ったのですが、”きりぎりす”の記憶間違いですかね?
保管していたと思うのに見つからず、真相はわかりませんが不思議です???
それは、どうでもいいとして
見えている足はキリスト
岩の上に影がありますね。
そして、左側はマリア様で、右側がペトロです。
マリア様は、服装からしてわかりやすいですよね。
ペテロと言えば、三度否認をしたということがよく知られていますが、初代ローマ教皇としても有名です。
マリア様と弟子たちは、驚いた顔でキリストの昇天を目撃しています。
これは、昇天したキリストが、またおいでになるとされた出来事を表しているとのこと。
Good-bye の元になる言葉
Good-bye
それは、さようなら
この言葉の元になっているのは
God be with ye
ye は、古い英語で you
神があなたがたといっしょでありますように
という意味です。
神の God が Good になったのは、挨拶の言葉 Good の影響
そういうわけで、現在は別れの挨拶になっている Good-bye も元の言葉は別れのためのものではなかったということです。
追悼ミサは、別れのための行事ではありません。
この元となっている言葉のように
いつも私たちと共に
また会う日まで
というミサなのです。
絵の話に戻りますが、マリア様と弟子たちが見たキリストは、戻ってくる
そして、いつも私たちと共にいるとされています。
だから
また会う日まで
酒井神父の著書です ↑