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ハリネズミの適温
ヨツユビハリネズミの適温については、22度から28度ということで
なるべく経済的な暖房方法を記事にしました。

暑くなってきたので、今回は冷房についても考えてみました。
わが家には、ミニチュアシュナウザーの”アニス”とハリネズミの”しぇり”がいたわけですが、
アニスは4月に他界しました。
なので、この小さいハリネズミ1匹のために
外出中もクーラーを入れなければならない
ということになったのです。
”きりぎりす”だけなら
じーな
などと、がまんすることができても、生死に関わるハリネズミの適温を無視することはできません。
ハリネズミの冷房、エコ作戦
保冷剤の利用
室温29度まで
ハリネズミのゲージにかけてある温度計が、29度までの場合
28度を超えてきたあたりになると、保冷剤をゲージの上とハリネズミの家の屋根に置きます。
ゲージの上に置く保冷剤は
- 冷凍食品が送られてきたときに入っていたもの(サイズ大)
- 保冷枕
この2種類を交互に使っていますが、冷凍食品用の方が強力です。
屋根に置いてあるのは、小さいタイプの保冷剤。お惣菜を購入したときなどに入っているものです。
溶けてくると、滴がゲージ内に落ちるので、ペーパータオルを敷いた上に置いています。
「そんなもので、役に立つの?」
と思うかもしれませんが、この方法
2度近く下がります。
29度でも、27度、この差は大きいです。
長時間は使えませんが、朝がた
一気に気温が上昇してくるときに、この方法で抑えておくとあとは27度台を保てればいいことになります。
外出するときにも、これ以上は気温が上昇しない、後は下がるだけと予想できる時間帯なら、この作戦でしのげるはずです。
扇風機の利用
扇風機は、ないよりましですが、あまり効果的ではありません。
ゲージ内の家の中、仕切られた空間に風は入りにくいのです。確実に風が入るように工夫しなければなりません。
理想としては、ゲージ内が27度台でおさまるようにしたいので、28度を超えてきたら家の屋根には保冷剤を置くようにしています。
人間も同じですが、寒い場合には色々布をかけて保温することができても、暑いときには裸以上に脱ぐものがありません。何も着ていない動物を涼しくしてあげるのは道具を使うしかないのです。
どうしてもクーラーを使わなければならなくなるまでの間、少しでもエコな作戦で乗り切りましょう。