目次
既視感デジャヴ現象
『デジャヴ』という言葉を聞いたことがありますよね?
体験している人も多いはず。
Wikipedia によると、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことがあるように感じる現象
これは見るという、視覚的なことを意味しているのですが、実は視覚以外にもあるのです。
既知感
聴覚、触覚も含めて、既知感と表されるようです。
”きりぎりす”は、5感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)のうちの嗅覚か触覚ではないかと考える不思議な既知感を体験します。
海外にいるような錯覚
テレポーテーションというのは、どこかへ移動してしまうことなので、まさか一瞬でも”きりぎりす”がどこかへ消えてしまうというようなことはありません。
ですが
というのが”きりぎりす”の既知感です。
デジャヴなら、これを どこかで見た なのですが
どこかに行ってきた なのです。
ちょっとした勘違いかな?
頭の錯覚かな?
そんなふうに思って、誰にもその話をしたことはありませんでした。
友人に話したとして、「疲れてるんじゃないの?」ならともかく、「この人、精神に問題があるんじゃないだろうか?」などと思われたら大変ですからね。
あるとき、親戚と横浜を歩いていたときに
「今、海外にいた気がしたわ」
と言ったところ(親戚だから精神異常とは考えないでしょう)、その人の娘もときどき同じことを言うと話してくれました。そして
「それって、何が原因だろう?臭いかなあ?」
と言っていました。
なるほど。五感で感じる何かが引き起こしてるのかもしれないと思ったのです。確かに、歩いていたのは南アジア系の屋台の近くでした。
”きりぎりす”は南アジアに行ったことがないので、使われているスパイスが他の国の料理と重なって、錯覚させた可能性があります。
そして、それ以来、同じような感覚があったときは臭い、風、気温などに気をつけてみるようにしています。
体感温度
先日、家の近所を歩いていたら、また別の場所にいる感覚がしました。
でも、海外?という判断もできない感じです。どこかはわからないけれど、自分の記憶の中の別の場所にテレポーテーションした気がしました。
臭いを嗅いでみましたが、これといってありません。
他には?
その日、寒い季節の中に、なんとなく暖かな風が一部分混ざっているような、そんな風が吹いていました。
どこかで体験したような気候と気温です。
最近は、気候による暖かさ、冷たさが引き起こしているように思うことがよくあります。
原因
デジャブの原因については色々な説があり、確かなことはわかりません。
でも、研究でたくさんのサンプルから得られた結果として、現象が起こりやすい人がわかっています。
- 年齢的には、25歳ぐらいまでの人
- 精神的には、日常的に不安感やストレスを感じる人
- 色々な所へ出かける人
なるほど、最近はデジャヴを見なくなってきました。既知感のうちの視覚的なものは少ないです。
色々なところへ出かけると言えば、”きりぎりす”は該当していますし、親戚の娘も毎夏海外に滞在していました。
脳の中に、いろいろなパターンが記憶されていると現象が起こりやすいというわけです。
脳の中と言えば、海馬は、目、耳、鼻から記憶のもととなる情報を全て集めて、大脳新皮質で永久保存しています。そんな記憶が現象を引き起こしているとしても不思議はないわけです。
既知感が起こったときデジャヴなら、見たことあるなあと思うだけですが、テレポーテーションのように感じたときは、ちょっぴり得したような気分になり、その感覚の余韻に浸る”きりぎりす”です。