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わが家のハリネズミ
うちの”しぇり”は、なついてるとは言えません。
1年半、飼ってみたところで大して変化はありせんでした。
背中をなでても、怒りません。
抱っこしても、黙っています。
ですが、
毎回、そういう状態ではないのです。
とりあえずは、プシュン! と威嚇するのが礼儀だと心得ていて
よその家に行っているときなど、あまりにも丸まったままなので、転がしてみようかと思うぐらいです。
しかし、そんなふうに威嚇することがないハリネズミを”きりぎりす”は知っています。
ハリネズミカフェ
”しぇり”を飼う前に、ハリネズミカフェに行ってみました。
ハリネズミがあまりにも未知の動物だったからです。
観光に来ている外国人にも人気のカフェで、自分の前に1匹ずつ連れて来てくれます。
ホスト、ホステスがやって来てくれるという感じでしょうかww
こちらが実際に遊んだシナモン色のハリネズミです。
手に乗せてみると、早く戻してくれとばかり動いていましたし、ケースの中でも落ち着かない様子ではありましたが、”しぇり”のように『プシュン攻撃』やらハリを立てたりはしません。
このカフェのハリネズミは販売もしているので、生まれて2ヶ月ぐらいのものばかりだと思われます。つまり、長い間かけて慣らしたというわけではないのです。なのに
どうみても、慣れています。
カフェで販売しているハリネズミは、”しぇり”を買ったペットショップより3倍ぐらい高い価格です。そのペットショップが安いということもありますが、ほとんどはペットショップ価格より高いです。
それは、こういう状態になるまで調教してあるからに違いありません。
なので、ハリネズミを慣れさせるテクニックは秘密なのでしょう。
実際聞いたわけじゃありませんけどね。
ネットで検索しても、そういうテクニックについては書かれていません。かなり慣れているハリネズミのことを書いているブログもありますが、もともとの個体差なのか偶然なのか、はたまたカフェ出身なのか、真実はわかりません。
ハリネズミに気に入ってもらう方法
失敗策
飼い始めて半年ぐらい経ったころ、このままではどうしようもないと焦った”きりぎりす”は、背中を触ってみました。
強硬手段に出たのです!
”しぇり”がどうしたかと言うと、飛び上がりました。
全身で拒否反応を示し、激しく何度もジャンプして抗議しました。
「そんなに怒らなくても・・・」
その後、しばらくはご機嫌が悪く、”きりぎりす”は嫌われました。
首を撫でる作戦
首の後ろの部分を撫でると喜ぶというのを読み、捕まえてハリの上から触ってみました。
確かに、のけぞるような格好をしますが
すーじー
そのまま寝てしまうなどというのではなく、すぐに怒り出します。
おろせ、おろせー!
あまりいい方法とは思えません。
コツコツ作戦
仕方ないので、そうっと触ってみることにしました。
横の方から、背中にかけて。そしてお尻の方へ。
なんとか無事に触れています。いつまでも触っていると、逃げてしまいますが、それでも怒るほどではないのかと。
まあ、これが限界なのでしょうか?
小さなことからコツコツと。無害だということがわかれば、いつかは仲良くしてくれるのかと。そんな希望だけは持っています。