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ミニチュアシュナウザーの大きな特長
他の子犬との違い
今年8月5日で14歳になったので、その幼少期はずいぶん前のことになりました。
そんな昔のことは覚えていないというのが普通でしょうが、ミニチュアシュナウザーに関してはずっと忘れられないような行動があります。
様々な犬を飼ってきた”きりぎりす”も、ミニチュアシュナウザーは初めてのこと。
以前に見た目がかなり似ているワイヤーフォックステリアを飼ったことがあって、その子への想いから選んだのがミニチュアシュナウザーです。
子犬たちには個々の特長があって、のんびり屋さんだったり、せっかちだったり、同じ兄弟でも差が出てきます。しかし、ミニチュアシュナウザーは明らかに他の幼少期の犬と違った行動を示します。
それは
近づいてきたものに噛みつく
小さい子犬というものはかわいいので、見かけた人は近づいてきます。
「かわいいねえ」
しかし、犬の前に手を出すと
ガブッ!
もちろん子犬のことなので、噛みついたといっても大した痛みではありません。ですが、甘噛みというものではなく、本気で
ガブッ!
と、やります。
小さいので公園デビューもまだ、近所をちょろちょろしていると、子供が近寄ってきて
「噛まない?」「触ってもいい?」と聞きますが
「噛みつくんだよ」と言うしかありません。
だって、本当に噛みつくんですから。
なでてやろうとしても
ガブッ!
ちょっと移動させようとして、手を出しても
ガブッ!
仕舞いには、飼い主でも
ということになります。
いつまで、続くのか
もしかすると、うちの子だけこんなことをするのかと思い、ミニチュアシュナウザーを連れた人に聞いてみました。
やはり、同様に噛みつき癖はあったのだそうです。ですが、半年もしないうちに
「あれは、なんだったのだろう」と思うほど、ぴったりとやめてしまうそうです。アニスも自然に噛みつかなくなりました。そうなってくると、噛みついていたころが懐かしいというような気さえしてきます。
他の犬の噛みつきグセ
歯が生え変わるときのイタズラ
子犬は歯が生え変わるとき、いろんなものに噛みつくようになります。たぶん抜けかけの歯が痒いのだろうと言われています。
鼻の部分が出ているタイプの犬は、特に大変です。”きりぎりす”の家はシェットランドシープドッグが噛みついて、壁がボロボロになりました。
噛みつき防止のために、塗っておく物があったり、辛子を塗ったりしたらよいとかいう話もあります。
アニスは、それほど鼻が出ているタイプではないので、そういうことはなくオモチャなどにもあまり噛みついていた記憶はありません。
ただ、その前にこういった厄介な癖があるので、ミニチュアシュナウザーを飼い始めた方は
「うちの犬は、おかしいのだろうか」という心配をしなくても大丈夫です。やがてその癖はなくなるので、安心してくださいね。