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一人暮らしの高齢者
高齢者の一人暮らしは、結構多いものです。
”きりぎりす”の父も一人暮らしをしています。(現在94歳)
一人暮らしを避けるために高齢者の施設に入ってもらおうとしましたが、男の人は入りたがりません。
いくつかの施設を実際に見学させてもらっても、ほとんどが女の人で、男の人は
ぽっち ぽっち
父にも断固拒否されたので、仕方なく一人暮らしの状況です。
なんで”きりぎりす”が同居していないか?
それは、わたしたちの仲が、ひじょーに悪いからです。
父親を娘がお世話にするのって、ホント難しい。よほどの仲良しさんでないと無理
と、”きりぎりす”は考えています。
デイサービスとヘルパーさんの利用
そんな父が入院してペースメーカーを入れることとなり、認知も進んでいるので、飲み薬やお金の管理などが全然できなくなったことから、ケアマネージャーさんに相談しました。
そして、できる限り誰かが家へ出入りするという環境を作ることにしました。
具体的な日程は
月曜日 | デイサービス | ||
火曜日 | ヘルパー | きりぎりす | |
水曜日 | ヘルパー | ||
木曜日 | デイサービス | ||
金曜日 | ヘルパー | ||
土曜日 | きりぎりす | ||
日曜日 |
”きりぎりす”というところは、食事を2食分作りに行って様子を見るのですが、火曜日は仕事帰りということもあり、ほぼ食事を作って帰るだけです。
土曜日は、掃除や洗濯なども多少はやってます。
土日はサービスが休みというところが多いので、土曜日を”きりぎりす”が担当しても、日曜だけは誰も行けないという日が発生します。
”きりぎりす”が土日行けばいいじゃん
て思うかもしれませんが、アクセスが往復2時間半以上かかることと、やっぱり1日ぐらい仕事休みがほしいので、パスとしています。
お世話というのは長続きさせる必要があるので、無理していては破綻となりますからね。
仕事が終わってからの火曜日は、翌日のことを考えると時間との競争、てんてこまい。
この日程で、毎日のように訪問者がやってくるわけですが、それ以外は何かが起こったとしても知ることができないわけなのです。
というわけで、室内にネットワークカメラを設置することにしました。
ネットワークカメラで室内監視
本来なら、天井のようなところに設置して、いくつかの部屋を監視したかったのですが、セキュリティの会社Axxxxに問い合わせすると、
普通にネット回線を導入してWEBカメラを設置する方法
それで5万円ぐらいとのことでした。
”きりぎりす”は、ペット用のカメラを設置していたわけで
ネット回線は別費用としても、1万ちょいもあれば十分可能なことを知っています。
なので、そのとき父の家では中止していたインターネット回線を復活させて、カメラを購入することにしました。
ペット用カメラを買ったときに比べて、機能は格段に進歩していました。
購入したのは、500万画素 8,460円
立派な置物のように鎮座まします。
日本製がよいかと考えていましたが、画素数からすると、外国製の方が性能が格段に優れています。
設定も簡単です。
- 首振り
- 音声(スピーカー)
- 拡大
スマートフォンからの呼びかけを聞くには問題がありますが、カメラ側の音声はかなりはっきり聞き取れます。
ネットワークカメラの範囲
カメラで撮影したiPhone画像は、これです。
左ーーーーー 日中の明るさのみで、照明なし
右ーーーーー 夜間
よく見えていますよね
これを図面にすると、こうなります。
(これ図面? と言わないでくださいw)
部屋は、ダイニングキッチンの右横に2部屋
さらにキッチンから離れて寝室などがありますが、それは撮影できません。
でも、左右に首を振ることでキッチンと2部屋はかなり撮影できていますし、会話は全部聞き取れます。
ヘルパーさんや在宅看護の方との会話内容も知ることができます。
これって、盗み聞き(盗聴)のようで、少々気が引けます。
まあ、カメラつけてるよとは言っていませんが、それらしいことは言っているので、ヘルパーさんは気づいていると思います。
カメラの画質は相当にいい上に、タブレットのように指で拡大、カメラの首を振らすことができるので、カメラとしては言うことなしです。
同じ会社のカメラは現在ないようですが、ほぼ同じもの ↓
カメラ設置上の注意点
高齢者に設置する上で注意するのは、うっかり電源を抜かれることです。
- カメラの電源
- インターネットの電源
どちらを切られてもアウト!
なんども切られて、がっかりしましたが、差し込みに書いたり、ビニールテープで目印したりという対策をとることで、最近はちゃんと監視することができています。
高齢者だけでなく、赤ちゃんやペットなどでもネットワークカメラを探してる方にはお勧めです。