目次
ねりきり和菓子
ねりきり和菓子の作り方を教えてもらいました。
ねりきりの求肥
ねりきりは、『求肥』を使ったお菓子です。
ねりきりと言われても、ピンとこないかもしれませんが
求肥(ぎゅうひ)と聞けば
あ!
って思いますよね。和菓子とか、お土産のお菓子によく使っている ぷよぷよ したものです。
『ぎゅうひ』という名前はよく聞いていたけれど、『求肥』という字だと知ってましたか?
”きりぎりす”は、『牛皮』かな?と思ってました。
もちろん、牛の皮を使っているとは考えてなかったけれど、似てるところがあるから牛皮なのかと。
でも、この考えは間違いではないのです。
Wikipedia によると『牛皮』とも書くということで、中国から伝わったもので、牛の皮に似ているからという説があるのだそうです。
お茶を立てていただく茶菓子
そのほとんどは、ねりきり和菓子なのです。
京都の上生菓子 ねりきり細工
八橋庵のワークショップ
じーな
ということで、京都で行われているワークショップに参加しました。
八橋庵では、様々な体験コースを開催しています。
今回参加したものと同様のコースはあるのですが、少し違うものが『じゃらん』にあります。
同じ八橋庵で行われるものでも、内容と金額が違うのです。
”きりぎりす”が選んだのは
京の上生菓子ねりきり細工とお抹茶体験 2,190円
所要時間 90分
和菓子を4つ作って、1つはお抹茶といっしょに食べる
というものです。実際は、自分たちでお抹茶を立てずに、先生が入れてくれました。
時間的には予定よりかなり早かったので、理由はわかりませんが、まあおいしかったのでそれでよしとしましょう。
2人以上で申し込み
それぞれのグループに合わせて指導してもらいます。
わたしたちが終了し、現在は真ん中の列の2人がねりきりを作っているところです。
ねりきり和菓子の作り方
和菓子作りは、あんこから炊き出し
ではなく、すでにねりきりあんができていて、それに色をつけて形作るという作業です。
作ったのは、左から①おとしふみ②はさみきく③さくらくずし、手前が④つゆくさの4つ
1つは抹茶といっしょにいただくということで、手前に置いています。
着色するために、ねりきりあんをこねこねするのですが、
「落としやすいので注意してください」
と言われていたにもかかわらず、友達とぺちゃくちゃしていたら
つる〜ん
「落としちゃいましたー」
というわけで、ねりきりあんを追加でいただきました。
2回目落とすわけにはいかないので、必死です・・
おとしふみ
おとしふみは、2色に分けたねりきりを合体して型抜き、あんを包むものです。
この中では、一番簡単
さくらくずし
さくらくずしは、あんを包むものとお花にするものを分けて色付け。包む方は薄く伸ばしてあんを包みます。
これも、難しくはありません。
はさみきく
はさみきくは、ハサミで花びらを切っていくもので、なかなかのテクニックが必要です。
ハサミの先だけを使うことと、下の方から開き気味に切っていくときれいにできあがりそう。
”きりぎりす”が作ったものは、花というより蕾になってしまいました。
つゆくさ
つゆくさは、さらに難しい
そぼろこしでねりきりをこして、そぼろを作るのですが、その時点でそぼろが団子状態でパラパラしてくれません。
箸であんにつけていく作業も、思うようにできませんでした。
結果、うまくできなかったつゆくさを食べることにしました。
味は、お菓子屋さんの和菓子!!!
持ち帰った3つ、翌日などでも硬くなったりはせず、おいしくいただけました。
今後は、ねりきりあん作りをマスターして、和菓子に挑戦したいと思う”きりぎりす”です。