目次
エストニアの黒パン
エストニアという国
エストニアの黒パンってご存知でしょうか?
というより、
エストニアって何?
エストニアってどこにあるの?
という人の方が多いかもしれません。
エストニアはバルト三国、北からエストニア・ラトビア・リトアニアというバルト海に面した国々の1つです。
歴史上、スウェーデンだのドイツだのロシアだのに支配されてきましたが、現在は独立したEUの1国になっています。
黒パン
黒パンは、ドイツパンにもありますが、それとちょっと違うのが
ロシアの黒パン
ドイツの黒パンより、酸味が多いと思います。
そう、ちょっぴり酸っぱい感じのするパンです。
(偉そうに言ってますが、食べたことありませんw)
ただ、レシピを見たときに、小麦粉を入れたり、酢を加えるようになっているのが、エストニアの黒パンとは大きく違っています。
黒パンは、フィンランドやバルト三国ではごく普通に食卓に出てきます。
”きりぎりす”の好きなスペインでは、残念ながら売られていません。
フィンランドに行ったときには、帰りの空港免税店でこの黒パンを買って帰っていました。
黒パンを食べたい
そう考えても、日本では、代用にするドイツのパンでさえ結構お高いのです。
フィンランド人の友達は、
黒パンはエストニアがよい
と言います。
日本でエストニアの黒パンは、食べられないのでしょうか?
と考えて、ある日検索してみました。すると
なるサイトが東京にあることがわかりました。サイトに行ってみると
実店舗はないけれど、エストニアの黒パンのワークショップがある
ということを発見しました。
黒パンを自分で作れるようになれれば、いつでも食べられる
なんといううれしいことでしょう
しかし、ですよ
場所は、東京
往復の交通費とワークショップ代金を考えると、かなりの量の黒パンを食べることができます。
まあ、大阪だから、ドイツの黒パンになりますけどね
うーむ これは問題です
エストニア の料理屋さんに
「大阪でワークショップする予定はないのですか」
と問い合わせたところ、
今のところありません。ですが黒パン作りのビデオと材料を販売しています。
という返事をもらいました。
見逃していましたが、確かにサイトにはそういう通販があります。
安いというわけではないけれど、東京へ行くことと比べると格段に安いです。
よし、これにしよう!
早速購入しました。
というわけなので、実際に手取り足取りのワークショップとは違うのですが、ビデオを見ながら黒パン作りをした『ビデオワークショップ』の体験です。
同じように北ヨーロッパにある黒パンを食べたいと思っている人には、かなり参考になるはずです。
黒パン作り実習
セット購入品 5,300円
黒パンの材料
- ライ麦粉
- モラセスシロップ
中に入っているものはこれだけです。
なんとシンプル!
他に必要となるものは、
- ボール
- へら
- パン焼き型
- 水
- ふきん(タオル)
パンを焼いたことがある人なら、持っているものばかりですね。
ナッツやシード類を入れて作る方法もありますが、きりぎりすはシンプルな黒パンを作りたいので、1回目は何も入れずに作ることにします。
黒パン作り工程
少しずつ見ていくとわかりにくいですが
パン作りは、日にちが必要です。朝早くから始めてもその日のうちにできるものではありません。
うまくいかない
酵母種はしっかり3−4日かけて作り上げましたが、その後の工程のための時間が全くないことに気づきました。
へたをしたら、夜中に起きなくてはならない
翌日は仕事だったので、時間を適当に短縮してパンを焼き上げました。その結果
失敗ですww
わかりにくいかもしれませんが、お皿に出すとこんな具合です。
割れているのは問題ないのですが、ほとんど膨らんでいません。
もともと黒パンは、食パンのようにふんわり膨らむものではありませんが、発酵によってある程度大きくなります。
なのに、それなのに、多分3分の2ぐらいのぺちゃんこです。
エストニア 料理屋さんに質問してみました。
丁寧な回答をいただいています。
やっぱり〜
焼き時間が少なかったことではなく、やはり発酵が原因になっているよう
すべての原因は、発酵の時間!
パン焼き型に入れてから、全く膨らまなかったのに、焼いている途中で少し膨らんでくれたのは
不幸中の幸い
でも、失敗です。
実は、見た目だけでなく、味もおいしくないのです。
ぺちゃんこだろうが、おいしかったら問題ないわって思いますが、これでは・・・(泣)
失敗は成功の元
次に成功となるなら、失敗してもどうってことありません。
めげずにチャレンジしてみようと思います。
そして、成功したならまたこちらにアップする予定です。