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退職金定期預金を預けた3番目の銀行
これまでの記事の始まりは、こちらです。
退職金を預けた3番目の銀行の退職金定期預金が満期になりました。
このように、退職金定期預金は一般的な定期預金の100倍にもなる金利がつくのですが、預けられる期間が短いのです。ほんの1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月という短期。
ですから、退職金定期預金というプランのある銀行を、次々にタライ回しにするというのがお得な活用法なのです。
1年後の退職金定期預金
”きりぎりす”の退職金定期預金は、Y銀行 → I銀行 → M信託銀行 へと移っていきました。退職金として定期預金に出し始めて、すでに1年が経っているので『退職金定期預金』として預かってくれるところはほとんどありません。
この期間、通常は1年です
投資信託が絡むプランにすると、3ヶ月ずつ満期になって、トータル2年以上預けられるというのもあります。これには、満期ごとに投資分の資金を新たに捻出しなければなりませんので、実際にもらった退職金を上回る資金を満期ごとに足して行く必要があります。
つまり、500万円を 400万(定期預金) + 100万(投資信託)というプラン設定した場合、3ヶ月で満期になるとして、もう1度そのプランを使おうとしたら、100万円は投資信託に入ったままなので、新たに100万円を調達してこなければ500万円になりません。
もともと退職金の500万円を預けようと考えていたのに、+100万円の600万円 が銀行に流れてしまうというわけです。
定期預金の部分が増えるならいざ知らず、投資が100万円増えるってどうでしょう?
M信託銀行のおすすめ終身保険
同じ銀行の投資信託で、資金が倍に増える、しかも100万円
これは、やめたいです。
投資信託を銀行で設定してもらうと、手数料が半端じゃありません。本当かどうかはわかりませんが、儲けが少なかったら、全部持っていかれるとさえ言われています。
このため、インターネットの利用が多いのですね。
M信託銀行が勧めてきたのは、ドル建ての終身保険です。
一般的に保険料は毎月払いますが、この保険は年払いで うん百万円(ドルですけど)支払います。これによって、様々な補償や介護の保険料とするというものです。
海外の大手の保険なので、補償もいいし、貯蓄としての金利もかなりになります。
しかしですよ。
ドル建てということもあり
- 支払いのために為替手数料がかかる
- 受け取りのために為替手数料がかかる
- 為替の変動は予測できない
- 介護認定はされるのか
ここに引っかかりました。
ほぼ投資信託並みの危険性、そして4番目の介護認定は要介護2以上と指定されているので、それ以外だと支払いがありません。
ただ、7、8年で解約しても元は取れるというレベルになるのが、貯蓄としては魅力があります。金利としてはかなりよいですね。
ですが、保険については、以前に保険会社が破綻したという経験があるのでやめておきます。
退職金定期預金を4番目の銀行(信用組合)へ
高金利の信用組合を選択
というわけで、他の銀行を探しました。
退職金定期預金を考えたとき、信用金庫も調べましたが、そのときはよいものがありませんでした。
そして、その後ノーマークだった、信用金庫と信用組合
そこに、抜群の金利を発見しました。
0.6% 最長期間5年
O信用組合
退職金定期預金の金利と比べると大した数字ではありませんが、普通の定期預金なのですから
すばらしいー高金利!
輝く金色です。
探せばあるもんですね。
こちらは条件があって、年金受け取り口座として指定しなければなりません。
”きりぎりす”は、会社を辞めたことで会社の近くに指定していた『年金受け取り口座』が不便になりました。そこで4番目の銀行であるO信用組合に変更しました。
これまでの退職金定期預金というプランではありませんが、年金受け取り口座が絡むことで準退職金定期預金とでも名付けたい預金です。
これは、組合員でなくても利用できます。さらに、年金の受け取り口座に指定する必要がない定期預金も驚くほどの金利です。(組合員に限る)
この問題も質問しました。1,000円の会費を支払えばよいそうです。
周りに金利のよい、信用金庫や信用組合がないか調べてみてはいかがでしょうか。