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大ケガの悲劇
しばらく更新が途絶えてしまいました。
というのは手術、入院していたからなのです。
少し前に父が救急車で運ばれ、入院したことを書いていますが、その後すぐに“きりぎりす“が救急車で運ばれることになってしまいました。
現在は左手が使えないので、音声入力をしています。
満足な更新もままならない状況なのですが、しばらくはこの方法で今回の出来事について書いていこうと考えています。
左関節脱臼骨折/左遠骨遠位端骨折
事故が起きたのは土曜日の夕方で、救急病院に運ばれた“きりぎりす“は、痛さに苦しみながらレントゲンを撮ってもらいました。
そして麻酔で眠っている間に、脱臼した左腕の関節をはめてもらって家に帰りました。混み合っている時間帯でタクシーはなく、暗い道をとぼとぼと1人で歩いたのです。
診察で手術が決定
月曜日に病院に行くと、肘の手術だけではなく手首も手術すると言われました。手首には結構な大きさのプレートが入るということです。肘にももちろんボルトなどの金属が入ります。
左腕にそんなにたくさんの金属、ショックです。
自分がやってしまったことに呆然としました。
手術までの日々
寝るときはお腹の上に吊った左腕を載せて眠りました。
疲れているのか、毎日朝までぐっすりでした。そして翌日目が覚めたとき
これは夢でないのか
毎日のように、そう考えました。
あまりにもひどい出来事だったけど、やっぱり夢だったんだ。
そういう夢はありがちです。
だけど、
何回目覚めても、
夢ではありませんでした。
“きりぎりす“は、犬とハリネズミが同居しています。ハリネズミの世話は片手でもなんとかできますが、朝晩2回の犬の散歩は大変です。散歩に必要なものはウェストポーチに入れることにしましたが、ウェストポーチを身に付けるつけることも簡単なことではありません。
大便の処理をする時、ウエストポーチからビニール袋を取り出し、便をつかんでもビニール袋を閉じることができません。いつまでも犬を待たせることになりました。
そして、問題は4月から始めた仕事。たったの5日間しか出勤していないのです。辞めさせられると困るので、とりあえず仕事に行ってみました。
朝起きると、洋服を着ることさえ困難で、犬の散歩に食事の支度、仕事に出かけるというウルトラCの日々を2日間過ごしました。
手術のための入院
ケガをしてから1週間たち、日曜日に入院しました。
手術は、腫れがひかないとできないということだったのです。
前日は、犬のホテル手配やらハリネズミを預けたりとてんてこ舞いで、シャンプーしてもらうことができませんでした。なので、入院する前にヘアサロンに行きシャンプーしてもらってから病院に向かいました。
月曜日の手術に向け、日曜日には手術待ちの人たちが入院してきます。その中で、1人で荷物を引いて病院に行ったのは“きりぎりす“だけ。
こういう場合は、少々寂しい気分になります。
誰にも助けてもらうことなく、何から何まで自分ひとりでするという事は、実に大変です。
手術の準備
手術の前日、病院ではやらなければならないことがたくさんあります。それについては、入院後の日記でお話しします。
“きりぎりす“は、盲腸の手術をしているので、入院や手術の経験がありますが、相当昔の話ですしそんな経験はしたくないものです。どうしてこんなことになったのか、そんな文字が頭の中を何度も何度も浮かんでは消えていきました。
受け入れたくない現実だけが目の前に広がっていました。
だけどこのような経験をしてる人は、他にもたくさんいます。大きな病気になった人も同じように考えたことでしょう。
きっと
思ったよりも早く回復する
と信じて、前向きな意識を待って過ごすことにします。