目次
左肘関節脱臼骨折/左橈骨遠位端骨折の手術から1年
現在の左腕
手術をしてから1年が経ちました。
ケガの内容は、このようなものです。
現在、日常生活に不都合はありません。
- 髪をひとつに束ねようと思えば、できます。
- 瓶の蓋も開けられます。
でも、元の腕に戻ったわけではありません。
- 腕は曲がっています。
- ケガをした方の腕は太いです(まだはれている)
- 届かず、さわれない体の部分があります。
”きりぎりす”は、ケガをしたときに
大したことではない
と考えていました。ちょっと腕を挫いただけのことだと。
周囲の人も、大ケガだとは思ってくれませんでした。
車にぶつかったとかいう事故でなく、いわゆる自転車の立ちゴケ状態
2、3ヶ月もあれば、治るようなものだとしか思ってもらえません。
手術後に先生から
「思ったよりひどい状態でした」
と言われても、ヘラヘラと笑っている”きりぎりす”だったのです。
1年経っても、まだまだな左腕
でも、”きりぎりす”は負けません。10年かかってもきっと以前の腕を取り戻してみせます。
同じようなケガをしている人、そしてこれからケガをしてしまう人、その人たちにの参考になればいいと考えています。
手術後の経過
2019年5月
手術をしたのは4月15日
5月の終わりごろから、下痢をするようになりました。
ほとんど毎日下痢で、このお腹の不調はずっと続くことになり、体重がどんどん減っていきます。
腕をつっていた三角巾をはずしました。
2019年6月
曲がっていた肘が、少々のびてきました。(肘の角度90度)
お腹の不調が続くのでCTを撮ってもらいました。異常なし。
2019年7月
曲げる方は90度以上に曲がらないので、首の神経に注射をして、
腕の神経が緩んできたら曲げる
という作戦をしました。(ペインクリニックにて実施)
首の注射はかなりこわかったです。モニターを見ながら、脈を取りながら慎重に首の位置を確認します。
ですが、全く腕の神経は緩まず、曲げることはできませんでした。
5日後にも注射をしましたが、効果なし
この作戦は、終了となりました。 ← 残念!
伸ばす方 マイナス40度
曲げる方 80度
2019年8月
伸ばす方 マイナス35度
曲げる方 95度
2019年9月
伸ばす方 マイナス45度(逆に伸びなくなりました)
曲げる方 90(逆に伸びてしまいました)
勤務先に近い病院でのリハビリ終了
2019年11月
手術した病院でのリハビリ開始
伸ばす方 マイナス20度
曲げる方 110度
11月末に同居犬アニスが入院し、以降ほぼ毎日通院することになり、抱き上げる必要があったことから飛躍的に腕の調子が良くなりました。
左手で顎にタッチすることもできました。
しかし、曲げ伸ばしの角度は変化がありません。
2020年5月
診察が終了になりました。
手首のプレート除去
手術後に聞いたときは
「腕に入っている金属ははずさない」
ということでしたが、手首のプレートをはずす話になり、手術を受けることに決めたら連絡するように言われました。
”きりぎりす”の年齢では、はずす人、はずさない人の割合は半分とのことです。
若い人は腕を動かすことが多く、プレートが邪魔になるからはずす、年をとるとそれほど影響しないという考えに基づいているようです。
”きりぎりす”の左腕は、右と比べると明らかに太いです。
ふつう右利きならば、右の方が太いはず
それなら、左が太いのはプレートが影響しているかもしれないと考えます。
少しでも良くなる可能性があるとしたら、手術したいです。
何もしなければ、何も変わりません。
今年、プレートをはずす手術をしたいと思います。
問題は、全身麻酔
呼吸を止められる全員麻酔は、どう考えても恐怖です・・・