高齢者に役立つ電話着信フラッシュランプとデジタル日めくり

電話着信フラッシュ

高齢者の一人暮らし

”きりぎりす”の父は、90歳を過ぎていて、一人暮らししています。

認知の症状

介護的には
要支援1

「日常生活上の基本的動作については、ほぼ自分で行うことが可能であるが、日常生活動作の介助や現在の状態の防止により要介護状態となることの予防に資するよう手段的日常生活動作について何らかの支援を要する状態のこと」

簡単にいうと、日常生活は自分で行うことができるが、多少の支援が必要な状態を言います。例えば、入浴は自分一人でできるが、浴槽の掃除はできないといった、具体的な生活支援が必要な状態です。

昨年ペースメーカーを入れたときには

完全房室ブロックペースメーカー 完全房室ブロックの不整脈、ペースメーカー埋め込みは突然やってきた

要介護1

となりましたが、現在はまた要支援に戻っています。

ほぼ自分で行うことができるという段階です。

確かに、食事についても外食はせず、ときどきお惣菜を買ってきている程度で、自分で料理をしているようです。

難聴での不始末

ただ、かなり前から耳は聞こえづらくなっているので、

水道から水が出ていてもわからない

電気製品がしゃべっていても、本人は全く認識していません。

「今の音楽は何?」

と、以前聞いたところ

「音楽???」

という状態でした。いくつかの電気製品はしゃべっているのですが、全然役に立っていません。

水については、洗面所で水を漏らしていたらしく、詳しい状況はわかりませんが、下の階に迷惑をかけて、費用を出すことになったらしいです。

これは、本人が言ったのではなく、父の知人が教えてくれました。

日付がわからない

以前はブログをやっていた父ですが、去年からパソコン操作が難しくなり、電話でのやりとりもほとんどしなくなりました。

父からの連絡は、もっぱら郵便です。

ところが、今年に入って手紙の日付がめちゃくちゃになり、8月になってもずっと5月、いつまでたっても5月。
もちろん診察の予定日に出かけることは不可能です。

ヘルパーさんが迎えに行ってくれても、日にちがわからないので

出かけてしまっている

こういうことが続くので、対策を考えました。

高齢者の不安解決策

解決策を考えてみました。

緊急通報システム

大阪市では、保健福祉センターで緊急通報システムを申し込むことができます。

これは、10年ぐらい前から使用しているのですが、電話型の通報システムで救急車なども呼ぶことができます。
父は一人で連絡して入院したこともあります。

電話の回線に制約があって、以前はKDDIの光回線でも使用できていましたが、今年からは受け付けないということなので、NTTに変更しました。

設定は、NTTさんがやってくださいました。

電話の着信お知らせランプ

電話をしても聞こえなくて、会話にならないことがありますが、それ以前に着信を受けてもらわないと話が始まりません。

電話の着信音は、全く聞こえなくなったようなので、知らせてくれるランプを購入しました。

電話フラッシュ

下に、横向きになっているのが

お知らせしてくれるフラッシュです。
赤く光りますが、範囲はそれほど広くないので、視界に入る程度でなければ気付きません。

とは言え、これによって電話に出てくれる確率は高まりました。

左横に少し見えているのが、緊急通報システムです。

1,650円

デジタル日めくりカレンダー

次に、日付の問題を解決するために購入したのが

2,230円で購入しました。

小さい日めくりのように見えますが、実際には高さ19cmあります。

結構遠くからも見ることができるし、日にちだけでなく

  • 時刻
  • 気温
  • 湿度

これだけ表示されているので、かなり役に立ちます。

これを買ってからは、手紙の日付も正しく書かれているし、本人は気に入っているようです。

それ以前に購入したものとしては

こちらは、1,330円でしたが、結局本人が動かさなければならないということで、役に立ちませんでした。
インテリア的には、おしゃれな感じがしますが。

次に考えているのは、玄関チャイム用のお知らせランプ

在宅のときには、カギをかけていないのですが、たまに在宅でも閉めているときがあり、チャイムが聞こえないので応答できていません。

良いものが見つかったら、紹介します。

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