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心臓には自信があったのに
もともと長距離走が早い”きりぎりす”は、心臓が丈夫なのだと思っていました。学生時代に少々動悸がするような時期もありましたが、異常などは感じたことがありません。
心雑音
毎年している会社の健康診断で、
「心雑音がありますね」
と指摘されたときには
「まじかー!!!」
と、驚きました。
その後、病院でエコー検査をしてもらい、『僧帽弁逆流』というお題をいただいてしまったのです。
これが、いつ頃のことかは覚えていないのですが ← いいかげん
15−20年ぐらい前なので、つい最近のオバハンになってからのことではありません。
スペイン料理、タコのガリシア風
それまで、タコをおいしいとか、食べたいと思うようなことはありませんでした。親は普通に食べているけれど、どこがおいしいのか理解できませんでした。
子供でタコが好き、などという子はあまりいませんよね。それが大人になってタコ好きになるのもよくわからないし、好きな人は何をきっかけにそうなったのでしょう?
ところが、ある日突然
それは、あるとき突然にやってきたのです。
すーじー
たぶん、家でスペインワインやシェリー酒を飲むようになって、何を食べようかと考えたとき
タコのガリシア風 pulpos a la gallega
という料理が簡単だと気付いたのでしょう。(トップの画像です)
それは、とても簡単に、あっという間におつまみ、おかずの1品となります。
タコのガリシア風レシピ
お料理教室のようになって来ました。
オリーブオイルはたっぷりにした方がおいしいです、塩加減は微妙で、しょっぱいと感じるようではかけすぎです。
以上
簡単でしょ?是非やってみてくださいね。
スペインでもレシピは様々で、タコには少々火を通したり(レンジでチン)、生だったりと様々ですが、”きりぎりす”は生が好きです。
タコのお寿司
タコのお寿司もいいですね。
寿司ネタを選ぶ場合は、必ずタコを入れます。
上野駅にある立ち食いのお寿司屋さん、あそこでタコを注文すると
「これ、タコ?」
というのが出てくるのですが、これがまた美味い!
父は、あれはイカだと言っていますww
タコの効能
そんなふうに、やたらタコを食べ始めるようになって、なぜこんなにタコを食べるのだろうかと調べてみました。
タウリン
- 胆汁酸の分泌を促成し、肝臓の働きを促す作用をはじめ、血中コレステロールを下げ動脈硬化などを予防する
- ホメオスタシスという体が持つ機構や体をつくっている細胞を
正常な状態に保つ作用があり、交感神経を抑制し、心臓の働きを助け、
高血圧や不整脈などの不調を改善する
ここが心臓と関係ありそうですが、さらに
亜鉛
- タコには亜鉛が豊富に含まれていて、体内に取り込んだ有害な重金属を包んで体外に排出する
- 発育の促進、傷の回復
- 痛風予防や爪や髪の健康を守る
こうなると、食べなきゃ損です。
定期検査は不要
これを知ったときに初めて、なぜタコを食べたくなったのかがわかりました。
体は不調を訴えてくれていたのです。
その後、1年に1回だったエコー検査は、2年、4年、特に異常がなければ来なくてよいと言われるようになりました。
今でもタコは食べ続けています。タコ様のおかげだと感謝しています。
”きりぎりす”の心臓にはよかったけれど、食べたいと思わない人が食べてみて、体に良いかはわかりません。
また、食べ過ぎもよくないです。
もしも、ちょっと気になる方がおられましたら、週に1回、タコを食べてみるとよいことがあるかもしれません。