老犬のお世話、足が弱くなったらベビーサークルで保護する

足がふらついてきた老犬

15歳を過ぎてますます足の調子が悪くなり、昨年2019年末には、腎不全で入院したアニスについての世話です。

これまでには、赤ちゃん用オムツと犬用オムツの利用についての記事があります。

犬用オムツ 老犬のお世話(介護) 犬用オムツと赤ちゃん用オムツ 老犬のオムツ 老犬のお世話(介護)に必要なオムツ、パンツとテープの使い分け

ミニチュアシュナウザーのアニスは、ヘルニアの影響もあり、今年になるとよく転ぶようになりました。

始めは、三つ折りのマットで囲ったりしていましたが、外出しているとバリケードを突破することもあり、バリケードの外で転ぶという危険が発生してきたのです。

転ぶと立ち上がれない

横向きに転んだら立ち上がれなくなりました。

始めは、右側を下にして倒れたら起き上がれないという状態だったのですが、やがて左側が下でも起き上がれなくなりました。

流血騒ぎ

倒れるとどうなるか

転ぶだけでも頭を打ったりする危険がありますが、さらに流血するようなケガをするのです。
それは、倒れたままでじっとしていてくれればいいのですが、起き上がりたいがために必死になって足をバタつかせ(特に前足)帰宅してみると敷物が血染め、流血事件になっています。

足と敷物が擦れて、皮膚が剥け、血が出るというわけです。

アニスの場合、起こしてほしいと鳴くので、当然ながら近所迷惑な事態に。

問題は2つです。

  1. 流血を防ぐ
  2. 近所迷惑を避ける

老犬にベビーサークル

友人から

ベビーサークルを使ってみてはどうだろう

という提案がありました。
ベビーサークルは赤ちゃんを保護するために入れておくところです。タイトル画像のアニスの様子をご覧ください。

ぶつかってもソフトだからということだったのですが、購入したこのタイプは結構硬いです。
それでも、もちろんベビー用だし、ある程度は揺れることでまともに跳ね返されるということではなさそうです。

逆に、アニスの場合はポヨンとするのでなくて、倒れかけた体を支えてくれることも大切になります。

”きりぎりす”が家にいるときは、入り口(ゲート)を開けています。その方が中も横から見やすいです。就寝のときは、入り口を開けていますが、ベッドからの視界に入らないところには行けないように封鎖しています。

介護用サークル

老犬は、認知症状または、病気などが入ってくるとクルクルと同じ場所で回り始めます。

そんなときは、このような形でなくて円形がよさそうです。
上のベビーサークルも、円形に近い六角形や正方形に組み替えられますが、わが家の構造上、六角形にすると生活に支障を及ぼします。

ベビーサークル組み合わせパターン

そこで、介護用サークルを買ってみました。サイズはMの方

介護用サークル

これも入り口を開けておくことができます。ただし、アニスの場合は底の部分が滑るらしく、敷物を敷いても寄れますし、倒れかけた体は外側に持っていかれてしまうので、全く役に立ちませんでした。

サイズがLならいいかもしれませんが、それならまた大きさがわが家に合いません。

ビニールプール

子供用ビニールプールというのもあるのですが、同じくソフト系なので、外側に倒れかけた体を支えてはもらえないでしょう。

倒れても危険性がない

という条件はよいのですが、倒れてもがくアニスを助けることにはなりません。
しかも、ビニールプールは出入口がないので、

「出してくれ💢」

と、叫びかねません。

そんなこんなでベビーサークルを使っています。
ゲートを閉めると突破の可能性はないので、あとは流血防止に足にガーゼや包帯を巻きつけるだけです。

ただし、問題点の1つ

近所迷惑

これについては、ひっくり返った場合に起こすまで解決しません
病気の場合は、横になったまま静かに眠っていてくれますが、元気なときはそういうわけにはいかないのです。

近所の買い物にしか出かけられなくなった”きりぎりす”です。

 

動物病院への通院
カートの中に充電式湯たんぽで出かけています ↑
始めは少々ニオイが気になりましたが、数回使うとニオイは抜けます。

認知症予防サプリは、こちら↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です