海外で食中毒、夜中に1人で救急病院(スペイン)

海外旅行中の救急病院

モロッコから持ち帰った食中毒

スペイン滞在中にモロッコに行きました。

そこで最終日、モロッコからスペインに戻る日に、めでたくも食中毒をいただきました。

そのモロッコ旅行については、こちら

モロッコ旅行 モロッコ旅行、不安なイスラム圏を女性だけで攻略

宿泊先(部屋)の移動

注意
お食事中の方は、終了してからお読みください

なんとかスペイン、グラナダの宿泊先に帰り着きました。
バス・トイレは共同の安ホテルです。

出発前にも滞在していたのですが、帰ってくると

「部屋を移動したからね」

と言われ、それまでの落ち着いた感じから、どちらかと言うと
学校の寮のような雰囲気の建物に移っていました。

トイレを占拠

具合が悪いので、ずっと横になりつつ
お腹が痛くなってきたら、トイレへ直行

しばらくトイレに閉じこもるという状態でした。

たくさん宿泊者はいたのですが、バス・トイレ一体型の他に、トイレだけというのもこっそり1つありました。
もしかしたら、知らない人もいたかもです。
夜も近づいて、利用者は少なくなりました。

幸いにも、トイレ待ちでおもらしってことにはならなかったのですww

何度も何度も、トイレを往復し、やがて

病院に行かなくては、ダメかもしれない
憤死(糞死かな?)したら大変だ

と、思い立ち、ホテルを出ました。夜中の2時のことです。

VELTRA

夜中の救急病院へ

海外旅行に行くとき、保険をかけますね。
クレジットカードで自動付帯という方もおられるでしょう。

病院へ行きたいとき、まず現地の連絡先に電話することになっています
(あくまでの当時の方法です)

電話をして、どの病院へ行くか指定されることもあるし、どこでもいい場合もあります。

腹痛の”きりぎりす”はヨタヨタと通りに出て、夜中の公衆電話から連絡しました。

電話の相手は、名前だの、生年月日だの、保険の番号だのと、えんえーーーーーーーん質問を続けてきます。

「あのー、気分悪くて話してられないんですけど」

と言っても、あーだり、こーだりと形式的に続けてきました。
一刻を争うようなときに、こんな状態ではどうするんですか?
前にも経験があるので、このAで始まる海外旅行の保険会社は2度と利用しないことにしました。

電話が終わり、タクシーに乗ると

「救急病院へ行ってください」

「どこの救急病院?」

「どこでも近いとこ」

「って言ってもたくさんあるよ」

んんんんー、腹たつなあ💢

「じゃあ、〇〇のところを曲がって△△の病院」

自分で指定しなきゃならんのかよ、それって知らない人だったらどうするんだよっ???

病院では、

モロッコの食中毒ね、ハイハイ

って、感じで処置してくれました。

「スペイン語しゃべれるから、いいわ」

って、お褒めの言葉をいただき、ちょっぴり天狗!
スペインの病院は、女医さんが多いなあってのが印象です。

今回も、医療費は なし でした。
当時のスペインのシステム、本当にありがたかったです。

つまりは、旅行の保険なんか関係ないから、下手に電話代使って、不愉快な連絡をする必要はなかったのです。


ホテルでのもめごと

犯人呼ばわり

ホテルに戻って、朝になり

宿泊者(若い男)が話しかけてきました。断っておきますが、”きりぎりす”もまだ若かったころの話です。

「君が持っている鍵を見せて」

「これ?」

「やっぱりそうだ」

このホテルの出入り口(部屋ではない)は、2重ロックとなっていて、2つ鍵を持っている人と、1つしか持っていない人がいたのです。
つまり、1つしか持っていない人は、2つともロックされると入ることができなくなります。
そのまま、出て行くと自動的に1つだけロックされますが、持っている鍵で2つめをロックするという手間をすると、ちょっと面倒なことに。

前夜、それで困った人がいて、その犯人が”きりぎりす”だと、彼は疑いをかけてきたのです。

じょ、冗談じゃありません。こっちは

ゲロゲロ の ピーピー で

救急病院へ行ったというのに、なんという・・・・
しかし説明しても、彼はもう思い込んだようでした。

疑いは晴れて

その後、1週間以上過ぎたころ

ホテルに宿泊している、女の子に外で会いました。
そして話をしたら、その後、実際に犯人だった人は発覚したのだそうです。彼は謝っていたということですが

謝りに来いよっ 💢

と、思った”きりぎりす”なのでした。

旅にはいろんなトラブルがあります。
思い出すのも嫌なものもありますが、これは、まだまだ笑い話の一つです。



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